岸谷五朗と奥居香の長男・蘭丸、自身をLGBTだと伝えていた理由 「完全に圧力で…」
思春期で自身のアイデンティティに迷っている時期、留学先のニューヨークでは当たり前のように聞かれていたこととは…。
YouTubeチャンネル『街録ch』で動画を更新。俳優・岸谷五朗さん、シンガーソングライター・奥居香さんの息子・岸谷蘭丸さんが登場した今回。過去に自身がLGBTだと言っていた理由を明かしました。
【動画】留学先のニューヨークでは当たり前のように聞かれていたこととは…
■教育系の事業をきっかけに本名に
これまで「柚木蘭丸」として、YouTubeやTikTokで活動をしていた蘭丸さん。昨年12月に『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演し、岸谷さんと奥居さんの長男だと初告白。
その理由として、自身が立ち上げた事業「MMBH株式会社」のホームページには創設者・代表者としてホームページに“岸谷蘭丸”と出ていると説明。
「NMBH」は、海外大学受験のサポートを主として事業のため「教育系なので、信頼が命。変だなと思うことがあるのは嫌だな」との思いから本名に統一したと語りました。
関連記事:性加害告発の元女子アナ、“国民的お笑い芸人”からの被害も告白していた 7年前から言及も話題ならず…
■LGBTのQと言っていた
約1年半前に自身のYouTubeでは「ジェンダーについて、告白したい【LGBTQ】」とのタイトルで動画を投稿している蘭丸さん。
ここでは「ゴリッゴリの男。まごうことなき生粋の男」と伝えていますが、このテーマを取り上げた理由として「僕、もともとLGBTだって言ってた時期があって…」とQ(クエスチョン)などと言っていたのだとか。
そう話していた理由として「完全に圧力でそうさせられたんですよ」とアメリカで生活していたときを振り返りました。
関連記事:マツコがやっていた「納豆の食べ方」が話題に 約2割が“アレ”使わないと判明…
■ジェンダーの選択を迫られた思春期
蘭丸さんは中学3年生になったころ、附属高校への進学を辞めアメリカ・ニューヨークにある全寮制の高校に入学。
思春期は「自分は周りと違うかも」「自分は大丈夫かな」などと考える時期ではありますが、「アイデンティティに迷う時期に、めちゃくちゃ強要されるわけですよ。『あなたのジェンダーは?』っていうことを聞かれるんですよ」と選択を迫られることが当たり前だったといいます。
関連記事:中居正広騒動、フジ女性アナウンサーが新たに告発も… “名前のない”男性タレントに疑問の声
■アメリカは“自由の国”「マジで嘘」
髪が長くてファッションが好き、メイクもしていたことから「100%男性かと言われるとどうだ?」と悩んだ結果、「じゃあ、俺はLGBTだ」と伝えていたそう。「そうじゃないと、身長が小さい・髪が長い・メイクしている。それで『私は男性です』って言ったら、向こう(アメリカ)だったら精神異常者です」「要は彼らの理解のキャパを超えちゃうんですよ」と説明。
アメリカは“自由の国”と言われますが、蘭丸さんは「アメリカが自由な国ってのはマジで嘘で、自由はないです」「日本のほうがよっぽど“なんでもいいよ”って自由」「ファッションとかそういう面で言えば、日本より多様性がある国ってないと思います」と語りました。