笠井信輔アナ、「フジテレビの再生」のために… 会見をすべて観たうえで思ったこと

“古巣”フジテレビの会見をすべて観たと話す笠井信輔アナ。「多くの人」が注目していると感じた点は…。

2025/01/28 12:00


フジテレビ

元フジテレビでフリーアナウンサーの笠井信輔が28日、自身の公式インスタグラムを更新。27日に行われたフジテレビの記者会見を受け、率直な感想をこぼした。

【画像】「再生を心から願っています」



■「10時間」に及んだ要因は…

27日午後4時から始まり、日をまたいで28日午前2時過ぎにまで及んだ同会見。同社の質疑への応答に対する不満や、他方では記者の資質を問う声も見られるなど、ネット上ではさまざまな意見が上がっていた会見だが、笠井アナはこのすべてを観ていたという。

そのうえで、10時間という長丁場となったことについて「参加した記者の皆さんからはなかなか理解が得られなかったと言う1つの表れなのかもしれません」とコメント。「記者以外の皆さんには、どう映ったでしょうか?」と問いかけた。


関連記事:笠井信輔アナ、“実家”フジテレビの窮状で「1番心配」なことは… 「働く友人たちは、精神的に疲労困憊」

■「大きなポイントの1つ」

さらに「大きなポイントの1つ」として挙げたのは、「日枝相談役はなぜ出席しないのか」との質問が多く上がったことについて。会見には、辞任が発表された港浩一社長と嘉納修治会長のほか、副会長の遠藤龍之介氏、新社長に就任する清水賢治氏らが出席したものの、経営に強い影響力を持つ日枝久取締役相談役は不在。

同社からは「今回の一連の件に、相談役は関わっていない」との理由が挙げられたが、納得のいっていない記者や視聴者は多かったようだ。「多くの人が、相談役の動向に注目していると、感じました」と笠井アナ。


関連記事:フジテレビ会長と社長に…社員が涙ながら訴えた“一言” 「転職したほうがいい」冷静な意見

■ファン「人権は視聴率より重い」

今回の会見を受け、笠井アナは「ここからがスタートです」とコメント。「今後は、見える形で、早めに次の一手を打つことで、少しずつ信頼を回復していただけるような状況にしなければいけないでしょう」「それが何なのか、とても難しい」「フジテレビの再生を心から願っています」とつづけた。

この投稿に、多くのファンが反応。ネット上には「組織の体制を変えないと良くならないと思う」「日枝氏が出てこないことに納得がいかなかった。上層部の刷新が必要」「人権は視聴率より重い。このことを肝に命じていただきたい」とさまざまな声が寄せられていた。

次ページ
■「再生を心から願っています」
笠井信輔
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング