フジ会見直前、週刊文春が“上書きした一文”に非難殺到 弁護士も鋭い指摘「修正ではなく訂正では?」
『週刊文春』が、フジテレビ会見の直前に編成幹部A氏に関する記述を“修正”していたことについて、ファクトチェック専門家でもある楊井人文氏が指摘している。
中居正広氏の女性トラブル騒動について報じていた『週刊文春』が、27日に行われたフジテレビの再会見の直前に、記事の記述の一部を“修正”していたことが明らかに。
元産経新聞記者で弁護士の楊井人文氏がXでこの事実について指摘し、反響を呼んでいる。
■報道内容を「修正しています」
中居氏をめぐっては、昨年12月発売の『週刊文春』で、トラブルの相手女性のX子さんが、当日の会食を「フジ編成幹部A氏に誘われた」としていた。
しかし、27日あさの時点で、同誌電子版の最後に、「その後の取材成果を踏まえ、1月8日発売号以降は『X子さんは中居に誘われた』『A氏がセッティングしている会の“延長”と認識していた』と修正しています」という説明文を掲載。
関連記事:古市憲寿氏、フジ会見直前の『週刊文春』記事修正を問題視 「説明する責任がある」
■「訂正では?」指摘
この記述について、ファクトチェックの専門家でもある楊井氏が28日早朝、Xにて「週刊文春が1月27日朝、電子版で配信された記事の文末(有料部分)に『修正』記事を掲載している。字句の間違いでもあるまいし『修正』ではなく『訂正』では? 3週間前に出さず今頃こっそり掲載、SNS告知もしていない」と指摘。
楊井氏はヤフーニュースでも同様の指摘の記事を配信。修正がフジテレビの再会見の直前となったことに、Xでも「フジ再会見の直前」とのワードがトレンド入りするなど反響を呼んだ。