冬の必需品だったのに…　今は、約3割しか使っていない「暖房器具」って？

寒い冬には、なにかしら暖房器具を使ってしのぐものだが…。

調査

2025/01/29 07:00

冬の寒さが厳しい日本では、暖房器具が欠かせないものだ。エアコンが主流になっているが、昔ながらのこたつを利用している家庭はどれほどいるのだろうか。

Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女685名を対象に「こたつ」に関する意識調査を実施したところ、全体で31.7%の人が「冬はこたつを使っている」と回答した。

エアコンやホットカーペット、床暖房などの普及により、こたつを必要としない家庭が増えたのかもしれない。

こたつが好きな20代女性は、「冬には、こたつが欠かせませんね。こたつがない冬を考えると、少し寂しい気持ちになります。エアコンだと部屋全体を暖めるのに時間がかかり足元が冷えることもありますが、こたつならすぐに暖かくなるところが好きなんです」と語る。

部屋が和室なのが影響しているようで、「きっとうちは古い和室なので、ずっとこたつを使い続けているのでしょう」とも話していた。

こたつが家にない30代男性は、「こたつは、家にありませんね。昔は実家で使っていましたが、一人暮らしを始めてからは不要になりました。こたつに入ると、動かなくなってしまうので…。ついゴロゴロして、気づけば寝落ちしていることが多かったので、一人暮らしするときに買いませんでした」と理由を述べた。

今は寒さをエアコンや電気毛布でしのいでいて、「こたつで部屋が、狭くなってしまうのも嫌なんです。それが嫌なので、今はエアコンと電気毛布で暖かく過ごしています。」と続けた。

こたつの必要性を感じていない20代男性は、「こたつは確かに暖かくて気持ちいいですが、正直言って必要性を感じません。エアコンがあれば部屋全体が温まるので、ただ場所を取るだけのアイテムだと思います。とくに自分は一人暮らしで部屋が狭いので、こたつにスペースを取られるのが嫌なんです」と話す。

さらに続けて、「家にいるときにはほとんどベッドで横になっているので、こたつが必要ないと思うのかもしれませんね」とこたつがいらない理由を語った。

（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）

【調査概要】
方法：インターネットリサーチ
2025年1月8日～2025年1月13日
調査対象：全国10代～60代の男女685名