粗品、日本透析医会に320万円を寄付 「凄いし尊敬」「漢の中の漢」と反響
霜降り明星の粗品が、「パチンコの負け金額×100倍」を寄付する企画を実施。320万円を「日本透析医会」に寄付した。
お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が29日、自身の公式YouTubeチャンネル『粗品のロケ』を更新。日本透析医会に320万円寄付したことを明かし、ファンの反響を呼んだ。
■パチンコの負け金額×100倍を寄付
日頃から競馬などのギャンブルに打ち込んでいる粗品。この日の動画では、「実質100倍パチンコっていうのをやります。もうひりつかんねん、正直」と切り出す。
「例えば1万円負けたとして、これを実質100万円負けたことにします。ほんまは1玉4円やねんけど、実質1玉400円パチンコとして俺は打つ」と企画のルールを説明。
打つのは通常のパチンコ台だが、「『負けた金額×100倍』円寄付します!」と、負け金額を“実質100倍”とするために寄付することを決めた。勝った場合は、そのときのプラスの金額をそのまま寄付するとのこと。
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■3万2,000円負けで終了
粗品は現在金欠だと言い「寄付はたしかにええことかもしれへんけど、はっきり言うけど俺は嫌や!」と本音をこぼしつつ、「そんぐらいやったら熱も入るかな、みたいな」と、パチンコを楽しむためのルールとして設定したよう。
スマホゲーム『にゃんこ大戦争』をモチーフにした台を選び、過去に同ゲーム遊んでいた粗品は楽しんでいたが、なかなか大当たりが来ないため徐々にイラだちを見せる。
3万円を使ったあたりでようやく1回目の大当たりが来るも、大量の出玉を獲得できるモードに進展せず、「うせやろ!?」「終わり?」と嘆く。その後に大当たりを引けないまま終わり、3万2,000円負けとなった。
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■「日本透析医会」に寄付
自身が決めたルールにより、負けた金額の100倍である320万円を寄付することに。腎不全が起きた際に行われる人工透析療法の研究などを行う「公益社団法人 日本透析医会」に寄付すると伝えた。
過去にはYouTubeのライブ配信のスーパーチャットをすべて同医会に寄付していた頃もあったそう。
「俺の父ちゃんが透析してて、みたいな。腎臓系で亡くなってるから、そういう人たちが助かったらいいかな」と、粗品が17歳の頃に他界した父に触れて想いを語り、画面には同医会に320万円振り込んだことを示す画像が映された。
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■「格好いい」「ホントすごいわ」
粗品の動画を見たファンからは、パチンコをする様子へのコメントが多く上がったほか「冗談で寄付すんの格好いい」「漢の中の漢」「寄付するのホントすごいわ」と称賛のコメントが上がった。
「嫌とか何やかんや言っても、去年の競馬にしろ今回にしろ、誰かの為に寄付できるってやっぱ凄いし尊敬するわ」と、昨年1月に競馬で勝った2,400万円を寄付したことに触れるファンもいた。