『サザエさん』スポンサー紹介シーンが消滅 “代替アニメ”に反響「なんだこれ」「謎のシーン」
アニメ『サザエさん』最新回が2日に放送。“いつものワンシーン”が差し替えられ、ネットで反響を呼んでいる。
アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)が2日に放送。オープニングとエンディングの後に入っていたスポンサー紹介シーンが「別映像」に差し替えられていたと、ネットで話題を呼んでいる。
■最後の一社・西松屋も降板
中居正広氏の起こした女性トラブルにフジテレビ社員が関与していると報じられ、異例のスポンサー離れが発生しているフジテレビ。
1969年から放送されている国民的アニメ『サザエさん』においてもその状況は深刻で、同番組へのCM出稿企業としては“最後の一社”とされていた西松屋が1月28日、「フジテレビへのCM出稿見合わせ」と公式HPに掲載。スポンサー降板に歯止めが利かない事態になっていた。
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■ショートアニメで穴埋め
現在フジテレビのCMは、ほぼACジャパンの映像か自社番組の番宣映像となっている中、『サザエさん』2月2日放送回では、オープニング曲の最後、「サザエさんは、◯◯とご覧のスポンサーの提供でお送りします」と読み上げる部分が全カット。
代わりに、飼い猫のタマが磯野家から外に出ていく数秒間のアニメが差し込まれていた。エンディングシーンも同様で、スポンサー企業読み上げシーンは無く、夕暮れ時にタマが磯野家へ帰ってくるシーンとなっていた。
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■「なんだこれ」「ある意味感謝」の声
ネットでは、深い事情によって新設されたこれらシーンについて「なんだこれ…」「謎のシーン」「タマがスポンサー枠を埋めてるの可愛すぎる」「ちょっと感動した」と反響の声が続々。
一方で「それでも放映続けてくれてもはやある意味感謝」「絶妙なシーンを選んだプロデューサーがすごい」「やっぱ強ぇわサザエさん…55年放送してる番組は面構えが違う」と評価する声も散見されている。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)