元フジアナ・長谷川豊氏、“10年以上前の日記”の真実性は… 弁護士の見解「裁判でもかなり有力な証拠」
長谷川豊氏がフジテレビのアナウンサー時代も毎日つけていた「日記」の存在に弁護士の福永活也氏が注目。裁判で、日記がどのような意味を持つのかについて解説している。

弁護士で実業家の福永活也氏が4日、公式YouTubeチャンネル『福永活也@冒険家弁護士』を更新。
フジテレビの問題をめぐり、元同局アナウンサーの長谷川豊氏が「毎日つけている」と明かしていた日記に注目し、その意味について見解を語った。
■“上納文化”に言及して話題
長谷川氏は、今月1日に公開された堀江貴文氏との対談動画のなかで、フジテレビ時代に“上納文化”を経験したと発言。自身も入社数年目の頃に先輩2人に“上納”されて映画評論家・おすぎにキスをされたと語り、話題となった。
これに対し、名前を挙げられた笠井信輔氏がブログで否定したが、長谷川氏はXで「16歳からずっと毎日日記をつけてます。アナ室でもつけていたことがあるので知ってる人も多いと思いますけど。当然、その日の記述もしています(すごい体験だったので)」などとつづっていた。
2013年に同局を退社した長谷川氏だが、10年以上前の日記は証拠として効力はあるのか…。
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■裁判でも「かなり有力な証拠」
一連の投稿や対談の動画を視聴した上で福永氏は、長谷川氏の日記に注目。
「日記っていうのは、その人が勝手に書くものなので、客観性がないように思う人がいるかもしれないですけど、毎日つけているような日記で、ちゃんと具体性があるようなものっていうのは、後から作ろうと思ってもそう簡単には作れないので、裁判でもかなり有力な証拠として使われます」と説明する。
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■「真実相当性」が認められる
続けて、「しかもかなり昔のことで、内容がすごくリアルであれば、普通に裁判では『そういうことがあったんだろう』という事実の認定にかなり大きく使われる」とも言及。
そういったケースでの日記の取り扱いについて、「おすぎさんからこういうことを受けたとか、フジテレビに関しての話とかっていうものを、長谷川さんが自らの体験で見聞きしたりとか、誰かから聞いた話であっても、それがちゃんと具体的に書かれているものであれば、おそらく名誉毀損とかの問題にはならないですね。いわゆる真実性とか真実相当性が認められたりするので」と見解を語った。