じつは、子供の将来に影響しかねない「親の口ぐせ」 バナナマン設楽も驚き
元なでしこ・澤穂希さんは、母親から“あること”を言われたことがない…。「親の言葉」の影響力の大きさに考えさせられます。
7日放送の『ノンストップ!』(フジテレビ系)では、『親に知っておいてほしかった「悪魔の口ぐせ」』の著者・馬場啓介さんを招いて、親の言葉が、子供の人生に大きく影響した様々な実例を紹介。バナナマンの設楽統さんも驚く一幕がありました。
■大学受験、「親からの言葉」にショック
番組では、親の“悪魔の口ぐせ”によって、大人になってもモヤモヤを抱える40代女性の実例を紹介。
大学受験のときに女性は音大への進学を希望していたものの、母から「音大に進学すると激しい競争があって、大変な環境に身を置くことになる」「(あなたは)優しいから向いていない」と言われたそう。
女性は音大を諦め、その後も「挑戦しても無理、チャンスが来ても『やる』と言えなかった」と、母からの言葉がショックで、今も引きずっていると明かしました。
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■「向いてない」何がダメ?
馬場さんは、親がきちんと“言語化”することが重要であるとし、このケースでは「あなたは“優しい”という言葉がとにかく曖昧」「“優しい”とはどういうことなのかを伝えてあげないと、曖昧な解釈なままモヤモヤしてしまう」「向いてる・向いてないも曖昧。“向いてる”っていうのを具体的に話すことが大切」だと指摘。
これに設楽さんは「本当に向いてないと思ったときに、(親として)ちょっとそれは…っていう気持ちも分かりますよね」とこぼします。
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■元なでしこ・澤穂希の親が「徹底したこと」
番組にゲスト出演した、元女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」の澤穂希さんは、「私は母親に、今までやりたいと思ったことを『ダメ』と断られたことが一度もなくて…」と回顧。
「私がサッカーを始めた当時は、女の子がサッカーをやる環境はなく、男の子たちのなかに一人入って行ったときも背中を押してくれました」といいます。
澤さんが大学を中退して「アメリカへ行きたい」と言い出した際も、「高い学費を払って入学させてくれているなか、それは一年間勉強したものだと思えば無駄じゃない、行ってらっしゃい」と言ってくれたそう。
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■レジェンドを育てた「母の口ぐせ」
澤さんは「子供の頃から、いまでもすごく心に残っているのが『チャンスの波に乗りなさい』ってずっと言われていたんです」と、母の言葉を回顧。
「何かをやるときに『チャンスだな』と思って一歩踏み出します。自分が望んだ結果じゃなかったとしても、“これはチャンスかもしれない”と思って」と話すと、設楽さんは「へぇ~!! チャンスの波に乗りなさい、なんてなかなか言わない」と感心。
これには馬場さんも「天使の口ぐせですね」と絶賛し、改めて「親のひと言って、自分が想像しているよりも子供には100倍強い影響を与えていることを常に意識することが大切」と話していました。
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)