『がっちりマンデー』加藤浩次を涙させた“冒頭シーン”が話題に　「スタッフさんありがとう」

極楽とんぼ・加藤浩次がMCを務める『がっちりマンデー!!』（TBS系）が9日に放送。1月28日に亡くなった経済アナリスト・森永卓郎さんの追悼特集を組み、視聴者から多くの反響が寄せられている。

■前身番組から常連だった森永さん

原発不明がんのため67歳の若さでこの世を去った森永さん。同番組には前身番組『儲かりマンデー!!』（2004年〜05年）時代からゲストコメンテーターとして多数の出演経験があり、亡くなる4日前まで同番組の収録に参加していた。

物腰柔らかにトレンドを分析する姿や、未来のブームを的確に当てる様子が評価され、司会の加藤が欠席した放送回では“代打MC”を務めることもあった。

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■突然鳴るインターホン

冒頭シーンでは、いつもの一軒家を再現したスタジオで加藤、フリーアナウンサー・進藤晶子が森永さんとの思い出を振り返る。

「色々なことを教わった。なんか、まだこの辺にいそうな気がする」「『どーも！』、なんて言ってね…」とトークを展開していると突然インターホンが鳴り、加藤は「…私、迎えに行ってきます！」と小走りで玄関へ向かった。

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■ドア開けると約20年前の映像に

このシーンは同番組お決まりの演出で、ドアを開けるとゲストが笑顔で入ってくるという展開だが、今回だけはドアを開けようとする加藤の後ろ姿がスローモーションへ変わり、モノクロ映像に…。

ドアを開けると、映像は2004年に放送された森永さん初回出演回に切り替わり、今回の追悼特集がスタートした。

そんなタイムスリップを思わせる編集映像を見た加藤は、笑顔こそ浮かべていたが瞳は涙をこぼさんほどに潤んでおり、「ああ、（初回の出演は）この時だったんだね…」とポツリ。エンディングシーンでは、普段森永さんが座っていた空席のソファと共にMCの2人が映し出されていた。

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■「玄関に迎えに行く下り今回もやるなんて…」

森永さんへの感謝が詰まった放送内容に、ネットでは「泣きました…」「玄関に迎えに行く下り今回もやるなんて…」「森永さんの良さが全面にでてる編集内容」「素敵な編集してくれた番組のスタッフさんありがとう」と悲しみの声を上げるファンが続々。

また、森永さんと20年以上同番組で共演してきた加藤、進藤の寂しげな様子に気づき、「涙が出るのを我慢していたのがわかります」「ワイプで笑いながらも時折り見せる寂しそうな表情が切なかった」「泣かずにいてくれてありがとう」との声も上がっている。

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（文／Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤）