チョコの転売は「非常に危険」 プロパティシエが警鐘「ビックリ」「初めて知りました」
もうすぐ世間はバレンタイン。横行するチョコレートの転売品を購入することの危険性についてパティシエの有賀弘隆氏が指摘。「転売ヤーから食べ物を買わないこと」を呼びかけている。
パティシエの有賀弘隆氏が、公式YouTubeチャンネル『パティシエ有賀のYouTube製菓学校』にて、チョコレートの転売品を購入することの危険性について訴えている。
■転売が問題に
バレンタインデーを前に、女性を中心にチョコレート熱が年々高まっており、有名ショコラティエが集まるイベントに大勢の人が詰めかけるなど話題となっている。
そんななか、フリマサイトでは人気のチョコレートが定価をはるかに上回る価格で出品されるなど転売が問題となっており、各製菓メーカーなどが購入しないよう注意を呼びかけている。
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■転売品は「非常に危険」
有賀氏は、チョコレートの転売について「非常に危険で、危ないこと。そしてかなり業界にとっても悪いこと」と述べる。
チョコレートには賞味期限や消費期限がある。有賀氏によると、長期保存するものをそのまま販売するには許可等は不要だが、「長期保存というところが曖昧なんですね」と語る。
また、チョコレートは温度管理が難しいとされており、転売をしている人物について「ここら辺の扱いがちゃんとできるのか」とも指摘する。
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■転売ヤーは「責任を持たない」
賞味期限が過ぎたり、適切に扱われていないものは「味が落ちるんですね。味が落ちるということが、転売ヤーが責任を持つか。おそらくしないと思います。転売ヤーたちが一番悪いのは、責任転嫁ですね。自分たちが買って販売するのに、その商品にはおそらく責任を持たないでしょう。PL保険とかそういった保険に、もちろん入っていないでしょう」と説明。
転売品を食べた人の「味が落ちた」という感想が広がって、ショコラティエや店側に跳ね返り、ブランドが傷ついてしまう可能性に言及する。