女子の3割が、日常で“偽名”を使っている瞬間 対応が「かなり変わりました」
決して少なくない人たちが、偽名を使う瞬間。とくに女性の場合は「対応が変わる」との声も。
ネット上ではなく実生活のなかで、一定数の人が「偽名」を使っていることがSirabee編集部の調査で判明。番組などでも度々話題に上がり、防犯対策として注目されています。
■『上田と女が吠える夜』でも話題に
注目を集めたのは、2024年5月1日放送の『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)にて、「自分がやっている危機管理」について、ある一般女性が街頭インタビューに応じた際の一幕。
女性は「Uber Eatsとかの名前、女性だと思われないために田中大五郎とか(強そうな男性の名前)にして」登録しているそうで、「大五郎に手を出してくるヤツはいない。一人で住んでる女の子は絶対イイと思います」と、防犯のために始めたといいます。
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■男性名にしたら対応が「かなり変わりました」
この問題について、俳優・藤岡弘、さんの娘で俳優の天翔愛さんも「Uber Eatsを強そうな名前で登録するっていうの私もやってて…」と共感。
天翔さんは「外国人のムキムキな強そうな人のアイコンにして、名前も『アドゴニー次郎』みたいな強そうな名前にして」いるそうで、“アドゴニー次郎”で利用するようになってから「対応が丁寧になったりとか」「たまに溢れてたりしたんですけど、それもかなり変わりました」と、明らかに対応が変わったと感じたそう。
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■約3割、デリバリーサービス「偽名で利用」
そこで、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女672名を対象に「デリバリーサービスの利用」について意識調査を行ったところ、全体で33.0%が「偽名で利用している」と回答。
男女別に見ると、男性31.9%、女性は34.3%と女性のほうが偽名を使っている人が多いよう。
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■警備会社も呼びかけ「出前利用時は注意」
綜合警備保障のALSOKでは、「2019年に東京都内で発生した強制性交等の性犯罪が発生している場所は住宅が過半数を占めた」という警視庁のデータを引用したうえで、公式ページに「一人暮らしの女性が出前を頼むときの注意点」を呼びかけています。
同社は「見知らぬ配達員を玄関に入れたり、ドアを開放して応対」する行為は避けたほうが良いとし、ドアはドアチェーンなどをしたまま受け取り、侵入を防げる状態にするのが好ましいそう。置き配指定のときも要注意です。
また「男性物の衣服や靴を玄関に置いておく方法も有効」で、「男性が一緒に住んでいると認識させる」ことが防犯に繋がるといいます。身を守るために、できる対策はしておきたいですね。
★ALSOK公式「一人暮らしの女性が出前を頼むときの注意点」
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(文/Sirabee 編集部・衣笠 あい)
調査対象:全国10代~60代の男女672名