風呂で子供が歌う歌、実は命を守る効果があったと判明 「知らずに歌ってた」と驚きの声も…
子供と一緒に入浴する際、親が「歌を歌わせる」理由が話題に。我が子の命を守る重要な効果に「知らなかった」と驚きの声が上がった。
■骨折や火傷だけでなく…
消費者庁公式サイト「こども安全メール from 消費者庁」掲載の「Vol.581 お風呂場での事故に注意!」では、様々な医療機関から寄せられた浴室の事故エピソードが確認できる。
例えば、「保護者が髪を洗うため、子どもを浴槽のふたの上に寝かせたところ、本人が動いて床に落下して泣いた。頭部を骨折したため約10日間入院となった」(4カ月)
「風呂場の椅子に立ってしまい、滑って転んで顔を床に打った。目尻が切れており、縫合処置を行った」(1歳)
「子どもの体を洗って、浴槽に入れたところ、脚が浸かってすぐに泣き出した。設定温度が48℃になっていたことに気付いた。太ももから足首にかけて赤くなる火傷を負い、通院が必要となった」
…など、痛ましいものばかりである。
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■予想すらできない事故が起こるケースも
「浴室での事故」と聞くと、転落や火傷、溺水のいずれかを思い浮かべる人が多いのではないだろうか。しかし浴室には、大人が予想もできないような思わぬ危険が多数眠っているのだ。
例えば、「保護者がシャンプーを取ろうとして、同じ場所に置いていたカミソリを落としてしまった。それを子どもが拾って握ったため、人差し指に4針縫う切り傷を負った」(4歳)
「風呂場にはいろいろなおもちゃを持ち込んでいた。子どもが一人で入浴中、洗い場で座った際に、カプセルトイの小さな人形が肛門に入り取れなくなった。麻酔下で内視鏡により摘出した」(6歳)
「風呂場から音がしたので見に行くと、浴槽のふたの上に乗って風呂用洗剤のスプレーを触っており、口の周りや服に泡が付いていた。その後、嘔吐が続いたため、経過観察のため入院となった」(1歳)
…といった具合である。しかしいずれも「氷山の一角」であり、思いもよらぬような事故が日々、どこかの浴室で起こっているはずだ。
幼い子供と風呂、ここまで「注意してもし過ぎるということはない」という表現が適切な組み合わせは、そう無いだろう。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)