風呂で子供が歌う歌、実は命を守る効果があったと判明 「知らずに歌ってた」と驚きの声も…
子供と一緒に入浴する際、親が「歌を歌わせる」理由が話題に。我が子の命を守る重要な効果に「知らなかった」と驚きの声が上がった。

幼少期、親から習った行動の中には、当時知る由もなかった重大な意図が込められていたケースも珍しくない。
現在X上では、とある親が明かした「浴室で子供にさせるルーティン」が話題となっているのをご存じだろうか。
■冬のお風呂は楽しいけれど…
注目を集めているのは、消費者庁の公式アカウントが12日投稿したポストに寄せられているリプライ。
「お風呂での事故」と題したポストにて「寒い季節の温かいお風呂。楽しい時間ですがこどもが溺れる事故も」と、浴室での事故に対する注意喚起を行なっている。
具体的には「浴室への入室は大人から、退室はこどもから」「大人の洗髪時はこどもを浴槽から出して」「小さなこどもだけで入浴させない」といった方法を挙げていた。
【お風呂での事故】
寒い季節の温かいお風呂。楽しい時間ですがこどもが溺れる事故も。
○浴室への入室は大人から、退室はこどもから
○大人の洗髪時はこどもを浴槽から出して
○小さなこどもだけで入浴させない
などで事故防止!
★溺水以外の事故も起きています。詳しくはhttps://t.co/2tB9FKUx9y pic.twitter.com/jdIfomMKOz— 消費者庁 こどもを事故から守る! (@caa_kodomo) February 12, 2025
同ポストには、親がシャンプーで髪を洗っているため、浴槽に沈んでいる我が子に気づかない…というイラストが添えられている。考えただけでも恐ろしい光景である…。
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■「歌を歌わせる」理由に納得
「子供は静かに溺れる」という事実を突きつけたポストは全国の親たちの注目を集め、瞬く間に拡散されていった。
すると13日、同ポストを目にしたとあるユーザーが「これが怖くて洗髪中はずっと歌ってもらってた」と綴ったポストを投稿したのだ。
幼少期、親から教わって湯船の中で数を数えたり、歌を歌った経験がある人も多いだろう。じつはこれらの行為は「数を覚える」や「湯船に浸かって体を温める」といった効果だけでなく、「声が途絶える=我が子の身に何かが起こった」という危険察知にも秀でていたのだ。
こちらのポストは、わずか数日で元ポストを遥かに超える1万件以上ものリポストを記録する事態に。
Xユーザーからは「子供が歌ってる、喋ってる時は、とりあえず無事ですね」「子供が静かなのが、一番怖い」「じいちゃんとお風呂入ってた時、一緒に歌を歌っていたのはそういうことだったのか…」など、共感と驚きの声が多数寄せられていた。
中には小さい頃に「湯船で溺れた経験がある」という人物からの「溺れると、助けを求める余裕すらない」「湯船で足が滑ると、頭から溺れるんだよね」といった体験談も確認できた。
なお浴室では実際に、こうした事例以外にも恐ろしい事故が多数起こっているのをご存じだろうか…。