トム・ブラウンを『M−1』ファイナリストに復活させた“2人の先輩” 「共通した助言」は…
トム・ブラウンの布川ひろきが『アンタウォッチマン!』に出演。ある先輩芸人からの「漫才の助言」によって『M−1グランプリ』決勝まで進めたと明かし…。
18日深夜放送『証言者バラエティ アンタウォッチマン!』(テレビ朝日系)に唯一無二の個性的な漫才で人気を博すお笑いコンビ「トム・ブラウン」の布川ひろきが登場。自分たちの漫才に大きな影響を与えた2人の先輩芸人を明かし、共演者を驚かせた。
■人気芸人が住む街を深堀り
同番組はサンドウィッチマンとアンタッチャブルがMCを務め、周囲からの証言を集めて芸人やお笑いについて深堀りしていく。
今回は、お笑い賞レース王者を数多く生み出している沿線を調査する新企画「売れる芸人が住む街を深堀り 芸人沿線」を放送。それがJR東日本の主要路線・中央線沿線で、この日は「荻窪」を特集した。
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■王者ではないトム・ブラウン
証言をするゲストは荻窪を愛してやまない布川と漫才の祭典『M−1グランプリ2022』王者のウエストランド・井口浩之。24年大会で優勝を逃した布川は、ファイナルで「87点」という最低点数をつけた審査員・柴田英嗣に「もっと点数入れてくれないから」と文句を言って場を盛り上げる。
そんな布川と井口が荻窪の魅力やグルメを紹介していくなか、布川が『M−1』に関する秘話を語りだす。
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■泥酔した先輩が助言
2018年以来6年ぶりに『M−1』ファイナリストになったトム・ブラウン。そのきっかけがにゃんこスターのスーパー3助だったと布川は振り返る。
トム・ブラウンは2022年大会の準々決勝で敗れたのだが、朝7時まで営業している行きつけの居酒屋でベロベロに酔っ払った3助に「そんなんじゃダメだから。売れねぇよ」「頭(テクニック)とか使わないでちゃんとした(トム・ブラウンの)真ん中のネタやれよ」と厳しいダメ出しを受けたという。
そこで「たしかにちょっと頭を使ってネタやってたかもな」と反省した布川は、その助言通り漫才・ネタを作り直し24年大会の決勝進出につながったと主張。「3助さんにいろいろ言ってもらって感謝してますけど、一発屋のくせにうるせーなって」と本音を漏らして笑いを誘った。
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■オードリー・若林正恭も指摘
さらに後日、オードリー・若林正恭から、漫才のテクニックはあがっているが「技術を身に着けている」点が見えるのがイヤだと指摘されたとも布川は回顧。2人の先輩からの共通の助言だったが、山崎弘也らかは「(3助じゃなくて影響を受けたのは)若林くんだね」と見抜かれていた。
2人から共通した助言を受けネタを変えて見事ファイナリストに返り咲いたトム・ブラウンに、視聴者からは「安心と信頼のセカンドオピニオン」との声も寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)