益若つばさ、顔のヒアルロン酸を“全部溶かした”理由 「気付いたんですよ…」
「ルッキズム」をテーマに放送した今回、益若さんは"美"に振り回された20代を振り返りました。

17日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)では“ルッキズム”をテーマに放送。
MCを務めるモデルでタレントの益若つばささんは、自身もルッキズムに振り回された過去や現在の考えを明かしました。
■ルッキズム「加速してる感が…」
昨今「ルッキズムはやめましょう」と呼びかける声が広がりを見せながらも、「見た目も個性のひとつ」「結局、見た目を気にするのは本能だから仕方ない」「そもそも“ルッキズム”の線引きがわからない…」などの声もあがっています。
「見た目で判断する是非」についてトークを展開した今回、益若さんは「ルッキズムはやめましょうとか、ミスコン廃止にしようと言いながらも、加速してる感が肌で感じる」といい、「身長や肌の色だったり、何歳だから◯◯しなくちゃいけないとか、どうしようもないことを差別することはルッキズムだなと思う」と自身の考えを伝えました。
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■“美の基準”の呪い
10代から“ギャルモデル”として活動してきた益若さんは「ギャルってすごくルッキズムだった。肌は黒く、目は大きく、痩せなきゃいけないとか、すごく縛られた分流行が起きた」「だから『ルッキズムはやめましょう』はいいことだと思うけど、広がりすぎた結果、流行はもう生まれないかなと思う」と、なにが差別になるのかの判断は大切だと話します。
続けて「昔はメイクやファッション、ダイエットを頑張るで済む話だったのが、最近は“人中は◯センチじゃなきゃ美しくない”とか、センチで表されるようになって…」と、押し付けられた“美の基準”の呪いで苦しんでいる人も増えているのでは…と過去の現在の違いを語りました。
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■昔の写真を見て「あれ?」
益若さん自身、職業柄見た目のことで言われることも多かったため、ルッキズムで振り回された時期も。20代の頃は「顎が尖っているほうがかわいいんだ」「こうしたほうがいいんだ」とヒアルロン酸を注入したこともあったそう。

ただ「気付いたんですよ。昔の写真を見て『あれ? 元の私のほうがかわいいんじゃない?』って」「当時はコンプレックスに思うこともありましたけど、今になったら一周まわって『全部ヒアルロン酸溶かしちゃおう』って、全部溶かしたんですよ」と告白。
また、現在39歳の益若さんは「見た目をよくすればいいってわけじゃないって、今は思っている」と話し、「睡眠や生き方、思考が見た目や健康に繋がっていくと思ったら、見た目を磨くことに努力する人を、私はルッキズムだとは思わない」「ミスコンが開催されたとしたら、それを武器にしてるだけのこと」と語りました。
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(文/Sirabee 編集部・冬野 とまと)