粗品の忖度なし審査、視聴者の脳裏に浮かんだ“あの人” 「M−1初期の…」
賞レースの審査員を初めて務めたことが話題の霜降り明星・粗品。その忖度なしの審査に視聴者からは“あの人物”を思い出す声も。
お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が、きのう2日に開催された上方漫才コンクール『第14回ytv漫才新人賞決定戦』(読売テレビ系)で審査員を務めた。
審査での忖度のない発言に、Xでは視聴者から「あの人物」と重ねる声もあがっている。
■最高点は「86」
粗品が賞レースの審査員を務めるのは今回が初めて。
審査では、他の審査員が90点台を付けることが多かったのに対し、粗品は優勝したフースーヤに出した86点が最高点に。出場7組中3組に70点台と、近年の賞レースでは珍しい低めの点数をつけたことも話題となった。
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■予選への言及に驚き
講評でも、各組に対して「心に残る一瞬がなかった」「早くギャグに行きたい気持ちが出すぎ」「そこまで面白くなかった」などと厳しく指摘する。
7組目に登場したオーパスツーに対し、ツッコミの間の取り方などについて言及するなか、「(予選の)ROUND2の間の方が好きでした」とコメント。オーパスツーの大ちゃんが、「えっ、ROUND2見てくれてるんですか!?」と驚き、粗品が「もちろん」と応じる一幕もあった。
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■「初期の松ちゃんくらい辛い」
粗品の忖度なしの講評や厳しい採点に、Xでは「粗品の審査がM-1初期の松本さん、R-1のバカリズムさん並みに辛いね」「M-1初期の松ちゃんくらい辛い(笑)」との声が。
漫才日本一決定戦『M−1グランプリ』(テレビ朝日系)では、ダウンタウン・松本人志が長く審査員を務めていたが、2001年の第1回大会では、優勝した中川家に対しても、審査員のなかで最も低い「70点」と採点。他のコンビに対しても50点台や60点台が並び、最高点は75点だった。
その後も70点台を出すことが多く、審査員全員が90点台を出したのは、2003年の第3回大会が初めてだった。
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■「ゾクゾク」「愛まである」
視聴者からは「M-1初期の松本人志もこんな感じだった」「粗品さんの審査、M-1初期の紳助さんや松本さんのよう、しかも愛まである」「粗品の審査すごかったすね。笑いを背負ってステージを上げようとする気概が平成の松本人志のそれだな」との声が相次いだ。
また、「粗品の審査は目を見張るものがあり、ゾクゾクした」「結果よりも誰にも忖度の無い粗品の点数と審査コメントにただ衝撃」「粗品の審査、お客さんの反応も評価に入れつつも冷静にスキルとか技術面みていてすごい」との評価も。
なかには「粗品さん、今年はM-1の審査員あるかな?」「M−1審査員に粗品出たら、視聴率上がりそう」と期待する人もみられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)