フジテレビ番組、“野獣先輩ダンス”投稿を削除　「流石にまずいと判断したのか…」ネット上ですでに拡散

フジテレビ系バラエティ番組『ネタパレ』の公式TikTokアカウントが、ネットミームとして知られる「野獣先輩」のダンス動画を投稿。

その後動画は削除されたが、SNSで拡散されるなど話題となっている。

■インポッシブルのダンス動画を投稿

『ネタパレ』の公式TikTokが3日、「インポッシブルが野獣先輩ダンスに挑戦！！！」として、お笑いコンビ・インポッシブルがダンスを踊る動画を投稿した。

「野獣先輩」は、成人向けビデオ『真夏の夜の淫夢』に出演した男優のネット上での通称。同作の登場人物の画像やセリフなどが、ネットミームとして広まっている。

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■「まずすぎる」話題に

「野獣先輩ダンス」は、この作品をネタにして制作された楽曲に合わせてダンスを踊るもので、ネットミームの元ネタを知ってか知らずか、若い女性を中心にTikTokで流行。

『ネタパレ』も、この流行に乗ってダンス動画を投稿したものとみられるが、Xなどで「公式TikTok垢に野獣先輩はまずすぎる」「インポッシブルに野獣先輩ダンスとかやらすなよ」「流石にコラやろ…コラであって欲しい」などと話題に。

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■「手遅れなんじゃ」指摘も

その後、動画は非公開となったが、Xでは「流石にまずいと判断したのか削除していて草」「消さないよりはマシだが、投稿して多くの人にばれたからもう消しても手遅れなんじゃ…（笑）」といった指摘が。

動画は今もネット上で拡散されており、「消さなければ、ネットミームに乗っかっただけで終わるが、消したってことは、“悪い”ということを認識したことになる」「せめて曲をすり替えて再投稿とかしてごまかした方が賢かった」「これがデジタルタトゥー」「未だに淫夢を擦り倒してるネット民もフジもキツすぎ」といった声も見受けられた。

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■国土交通省も使用

ネットミームに気づかずにオフィシャルな場で使用されるケースは他にもみられ、今年1月には国土交通省の管轄事務所で、書類の記入例として、このネットミームをネタにした「語録」が使用されていたことが、ユーザーのXへの投稿で判明。

当サイトの取材を受け、「不適切な表現であることが判明した」として回収される騒動もあった。

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（文／Sirabee 編集部・しばたけろこ）