水野美紀、大河ドラマ『べらぼう』撮影秘話に反響 “モニターに映ったもの”に悲鳴
大河ドラマ『べらぼう』で「忘八」いねを演じる水野美紀。撮影時の裏話を明かし、10万近くのいいねが寄せられた。
吉原を舞台に、「江戸のメディア王」として知られる浮世絵版元(出版人)の「蔦重」こと蔦屋重三郎(横浜流星)の生涯を描く大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(NHK)。同作に出演中の女優・水野美紀の「撮影裏話」が大きな反響を呼んでいる。
■9話のあらすじ ※ネタバレあり
2日放送の9話では、盲目の大富豪・鳥山検校(市原隼人)が松葉屋の花魁・瀬川(小芝風花)を身請けしたいと提案。それを耳にした蔦重はそこではじめて「幼馴染の瀬川への自分の気持ち」に気づき、瀬川に「行くなよ、頼むから行かねぇでくれ」と頼み込む。
蔦重が「俺がお前を幸せにしてぇの」とついに本音をぶつけると、蔦重にずっと惚れていた瀬川は「どうやってさ。どうやって幸せにしてくれるのさ」と涙ながらに詰め寄る。「年季明けには請け出す、必ず」と蔦重は約束、瀬川は「心変わりなんてしないだろうね」と胸ぐらをつかみ、2人で幸せな未来を歩むと決心した。
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■忘八の魔の手が…
水野が演じるのは吉原の老舗女郎屋、松葉屋の女将・いね。女郎屋の主人・女将たちは仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌といった八つの徳目を忘れた「忘八」と呼ばれ、容赦なく女郎をこき使う存在だ。
瀬川は「身請けを断る」と主人といねに告げたが、そこでいねは瀬川に「マブ(好意がある相手)がいる」と見抜く。そしてその相手は蔦重だと予想、吉原の人間が女郎に手を出すのは「お定め破り」のため、瀬川を監視・尾行して証拠を抑えようとする。
人目を欺く2人に業を煮やした主人といねは瀬川に多くの客をつけ、行為を蔦重に覗かせるなど、忘八らしい手口で2人を引き裂いていく。
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■水野が明かした裏話
その根底には女郎への愛情があるものの、一見すると瀬川や女郎らに非情に接するいねを好演する水野は、自身のSNSで「大河『べらぼう』の現場では、モニターに映る小芝風花に見惚れていると急に水木しげる先生の妖怪みたいな婆がアップで映って『ヒイっ!』てなるから油断ならない。誰だよあの妖怪。あたしだよ」と投稿。
艶やかな花魁・瀬川と眉を剃った強面のいねの対比を面白おかしく綴っていた。
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■視聴者からも好評
視聴者からも「昨日のいねさんは素晴らしかったです。淡々と説く話に説得力がありました」「今までの水野さんの中で一番好きです 狡猾さと愛情が最高のバランスで滲み出ていました」と水野演じるいねは好評。
その風貌に「うちの旦那は私が教えるまで水野美紀さんだとわからなかったそうです」「昨日の水野美紀さん、ビジュアルも演技も素晴らしかったですね!」といった声も寄せられている。