市役所前の大時計、完全に「時空が歪んでる」と話題 まさかの「時差19年」に驚きの声も…

京都市役所前に設置された時計の時刻が「いくら何でもズレすぎ」と話題。20年先の時刻が表示された原因について、京都市に話を聞いた。

2025/03/13 04:45


日常生活を送る上で、時計の数秒程度のズレは「大して気にしない」という人は多いだろう。

しかし以前X上では「あまりにもズレすぎている時計」に対し、ツッコミが多数寄せられていたのだ。


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■この時計、どう見てもおかしい…

ことの発端は2月2日、超雑多的総合アカウントとして地理ネタや鉄道ネタ、ネットミームネタなどを中心にさまざまな話題を投稿するXユーザー・下村 れーじ R.S.さんが投稿したポスト。

こちらの投稿には「京都市役所前の時計ズレすぎ。2044年8月11日になってる」と、思わず首を傾げてしまう内容が綴られていた。

2044年といえば、今から19年も先の未来である。しかし、ポストに添えられた大きな時計の写真を見ると…。

京都市の時計

そこには、確かに「2044.8.11」という時刻が表示されていたではないか。


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■「京都は未来に生きている」

時刻が大幅にズレた時計は人々に衝撃を与え、件のポストは投稿から数日足らずで4,000件近くものリポストを記録する事態に。

Xユーザーからは「なんでそんなにズレてるんだ…」「京都市は未来に生きてるんだな」「京都の特別な暦とか?」「もはや何かのメッセージだろ」など、驚きの声が多数寄せられていた。

ポスト投稿主・下村さんに話を聞くと、今回の投稿に先駆けて3週間ほど前の時点で同様のズレを確認していたことが判明。

下村さんは当時の様子について、「1月10日の夜に散歩していた際、ふと時計を見ると『2044』と表示されたのが見えました。すぐ消えてしまったので、立ち止まって時計を見ていると、約10分後にもまた『2044.7.19』と表示されました」と、振り返っている。

京都市の時計

なお、当時も写真を撮影してXに投稿したが、今回ほどは注目を集めなかったという。そして2日、再び時計に前を通ると、写真のように「2044.8.11」という表示が確認できた。

1月10日には「7.19」(7月19日)、2月2日には「8.11」(8月11日)と表示されていたことから、どちらも「23日後」の日付であるという共通点に気づいた下村さんは「年月日表示がズレている」と確信したのだ。

そこで今回は、20年後の未来を指す時計の詳細をめぐり、京都市役所に話を聞いてみることに…。

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■京都市も「Xで事態を知った」
京都時計
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