ヤマト運輸を騙る詐欺メール、アドレスを見てギョッとした 「悪質すぎる」と怒りの声も…

「ヤマト運輸」を名乗る人物からのなりすましメール。油断すると騙されてしまう、巧妙なメールアドレスが波紋を呼んでいる。

2025/03/18 04:45



■「ドメイン合ってれば安心」と思いきや…

先のメールを確認すると、ヤマト運輸の担当者は「当社から送信したメールではございません」と即答。

続けて、「当社からお客さまへお送りさせて頂く『お届け予定通』や『ご不在通知』などのメールは、『~@kuronekoyamato.co.jp』のドメインを使用しています」と、その理由について説明してくれたのだ。

ならば、怪しいメールはアドレスのドメイン部分を見ればひと安心! …と言いたいところだが、ヤマト運輸公式サイトでは「現在、送信元が、『@kuronekoyamato.co.jp』となっている迷惑メールも発生しております。何卒、ご注意ください」とも注意喚起しているため、油断は禁物である。


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■ヤマト運輸の「企業努力」に感謝

今回の取材に際し、ヤマト運輸担当者は「当社の公式サイトやSNSを通し、迷惑メールやなりすましサイトへの注意喚起を実施しています。当社がお届け予定通知やご不在通知を通して金銭を要求する、クレジットカード情報を入力させる、配達に関する不備がある際にメールやSMSでご連絡する、といったことはありません」と、断言。

続けて「もし、クレジットカード情報を入力してしまった場合は、速やかにカード会社へ連絡するなどご対応をお願いします」「怪しいメールやSMSは開封せずにすぐに削除し、万が一開封した場合でもリンクにはアクセスしないようご注意ください」と、呼びかけている。

つまり「メールアドレス(ドメイン)」や「メールの内容」といった情報だけでなく、「メールのタイトル」の時点で危険察知するのが望ましいのだ。

また、ヤマト運輸ではこうした悪質な行為に対し、積極的な対策を講じている。

担当者からは「なお、当社でフィッシングサイトを発見・認知した場合は、速やかにサイト閉鎖の手続きをとっており、万が一お客さまがアクセスしてしまっても被害が及ばないよう対応しています」と、頼もしいコメントが得られたのだ。

加えて「当社の個人向け会員サービス『クロネコメンバーズ』にご登録頂いている方は、ヤマト運輸の公式アプリや公式LINEアカウントでもお届け予定通知、ご不在通知などの確認ができますので、ぜひご活用ください」とも呼びかけていた。

こうした詐欺に対して「注意しすぎる」ということはないため、これらのサービスも活用してほしい。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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