王貞治氏、歴代プロ野球選手で“最も優れた変化球投手”を告白 「本当に打てなかった…」
名球会のレジェンドOBが、最も凄い変化球を投げていたピッチャーを回答。歴代の名投手や現役のあの人も候補に。
福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長がYouTube「名球会チャンネル」に出演。歴代投手のなかで「最も凄い変化球を投げていた投手」を語った。
■レジェンドが語る凄い変化球を投げていた投手は?
名球会のレジェンドOBが歴代投手のなかで最も優れた変化球を投げたピッチャーを語った今回の動画。
元近鉄バファローズの中村紀洋氏、北海道日本ハムファイターズの稲葉篤紀2軍監督、元広島東洋カープの野村謙二郎氏など、1990年代~2000年代に活躍したOBは元横浜ベイスターズでMLBでも活躍した佐々木主浩氏のフォークボールを挙げる。
2010年代に現役だった元中日ドラゴンズの荒木雅博氏と岩瀬仁紀氏、元千葉ロッテマリーンズの井口資仁氏は、サンディエゴ・パドレスに所属するダルビッシュ有投手のスライダーと回答した。
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■王氏が挙げた選手は…
王氏は「金田さんのカーブね。身体の近くから来て、ビュと曲がって変化量が大きかった。僕はまだ高校から入ったばかりだったから、本当に打てなかった」と、元国鉄スワローズの金田正一氏を挙げる。
1960年代に活躍した元大洋ホエールズの松原誠氏は元広島東洋カープの長谷川良平氏のカーブ。80年代の元近鉄・新井宏昌氏は元西武ライオンズ・郭泰源氏のスライダーと回答する。
現役の西武・栗山巧選手はニューヨーク・メッツの千賀滉大投手のフォークボールを挙げていた。
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■イチロー氏も絶賛する金田氏のカーブ
王氏は「歴代で最も速い球を投げていた投手」にも金田氏を挙げており、かなり突出した投手だったことをうかがわせている。同氏のカーブはかなりの落差を誇っていたといわれており、「二階から落ちてくる」とたびたび表現される。
現役時代の映像でも大きく曲がるカーブを確認することができる。また、元シアトル・マリナーズのイチロー氏もインタビューで「ハワイでキャッチボールをしたとき、(金田氏が)カーブを投げたんです。一般的におじいちゃんの年齢だったんですけど、物凄いカーブでしたよ。ビックリした」とその凄さを語っている。