『続•続•最後から二番目の恋』1話 年を重ねた千明たちの言葉に「肯定されているようで嬉しい」の声も

ずっと待ってたこのコンビにファン歓喜! さらに大人になった千明と和平の言葉が深いと話題です。

2025/04/15 11:15


続•続•最後から二番目の恋
(画像は『続•続•最後から二番目の恋公式HP』より)/©️フジテレビ

11年ぶりに帰ってきた『最後から二番目の恋』シリーズの第3弾『続•続•最後から二番目の恋』(フジテレビ系)がいよいよスタート!

前作ファンが多いということもあり、開始前からすでに話題となっていましたが、初回が放送されると早速Xではトレンド1位に。時を経たからこそ生まれた名言の数々に、賞賛の声が集まっています(ネタバレを含みます)。



■千明たちの人生は続いていた

舞台は鎌倉。テレビドラマのプロデューサー・吉野千明(小泉今日子)59歳と、鎌倉市役所の観光推進課で働く長倉和平(中井貴一)63歳がこの物語の主人公。2012年の1作目、2014年の2作目に続く、3作目としてスタートした本作は、コロナ禍から現在までを描いています。

顔を合わせれば和平と言い合いになる千明ですが、そんな彼女も定年まであと1年というところまできていました。社内では定年退職者向けのセミナーが行われ、今後の人生について改めて考えるように。

一方、定年を迎えた和平は再び市役所で”指導監”として再雇用され働いていました。しかし、上司になった部下とのやりづらさや増える海外観光客の対応に、疲弊しているのもまた事実だったのです。


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■通夜でのこと

そんなある日、職場の同期が亡くなったことを知った和平。通夜の帰り道、千明に出くわしますが彼女もまた喪服を着ていました。そしてお互いの困り顔と怒り顔に気付くと、その足で居酒屋へ。

和平が困惑していたのは、生前におそらく不倫の言い訳として自分が利用されていたことを知ったからなのでした。

そして千明は、アホ部長と影で呼んでいた上司が生前に、千明と男女の関係があるという噂を吹聴していたことを聞いたからなのでした。これが原因で、出世の理由を勘違いしている人がいるということも。

これまでの和平なら話を合わせたでしょうし、千明もその場で怒っていたでしょう。しかし結局、和平は「それは私ではありません」と言い返し、千明は何も言わずに帰ってきたのです。


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■SNSでは絶賛の嵐

通夜における自分たちの変化に驚きつつも、嬉しそうな2人に対して、視聴者からはわかるという意見がずらり!

「シニアの入り口に差し掛かり癖強の和平も千明もこれまでの自分に固執しなくなってくるのが割りにリアル」「最低な家族に苦しめられて生きてる人もいるし、しんだからといってチャラにはならないこと、いい人だったと思わなきゃいけないなんておかしいと、そういう気持ちを肯定してもらえたみたいでなんかすごく嬉しかったんだよな」「あんな素敵な大人の和平さんと千明さんが”我々は大人になれてるんですかね?”って言ってくれてるの助かる。まだまだそう思ってても大丈夫と思わせてもらえるのありがたい」。

死が現実味を帯び始めてくる年齢ならではの気付きや変化をコミカルに描いた、第1話。放送前の期待を裏切らなかった彼らの活躍に、注目度も鰻登りのようです。

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(文/Sirabee 編集部・福野 エリカ

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