松坂大輔が指摘する、ドジャース・佐々木朗希の“問題点” 「いい強さのボールでも…」
惜しくも初勝利を逃したドジャース・佐々木朗希投手。松坂大輔氏が投球フォームの問題点を明かした。
野球解説者の松坂大輔氏が14日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)に出演。未だ未勝利で苦しむロサンゼルスドジャース・佐々木朗希選手の「問題点」について語った。
■初勝利ならず
13日、自身4度目となる先発投手として出場した佐々木選手。
この日は変化球が冴え、強打のシカゴカブス相手にメジャー最長となる5回81球を投げきり、被安打4 、1失点と上々の結果でカスペリアス選手にバトンを渡した。
過去3試合は勝ち投手の権利を得る前に交代していたこともあり、ファンからは初勝利も期待されていたが、その後リリーフ陣が大炎上。16対0で大敗している(今シーズン0勝1敗)。
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■松坂大輔氏が指摘する問題点
元メジャーリーガーである松坂氏は、「出力を抑えながら、バランスよくストライクゾーンに投げていこうとしているように見えた。(先発投手としての)入り方としては僕は良かったと思う」と評価。
一方で、投球動作について「ちょっとだけ胸を見せるのが早い。バッターからすると距離がとれてしまう」と問題点も指摘した。
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■リリースが早いとどうなるか
胸を見せるのが早いことは、ボールのリリースが早いことを意味する。
対戦打者からするとより長い時間ボールを見られてしまい、「ストレートがいいコース、いい強さのボールでも捉えられてしまう確率が上がってしまうのかなと」と松坂氏。
その数センチレベルの誤差修正が、プロの世界では重要だと語っていた。
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■次回登板は20日
惜しくも初勝利とはならなかったこの日の試合。球数こそ多いものの、ここ2試合は上り調子でメジャーへの順応力が高まっていることも意味する。
次回登板は20日と発表されている佐々木選手。ファン待望の初勝利を上げられるか注目が集まる。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)