調味料めぐり、結構な人が“勘違いしてること” リュウジ氏「完全に間違いです」
料理研究家のリュウジ氏が、調味料について多くの人が「勘違いしていること」を指摘。その勘違いが「調味料全部を否定することになる」と語る。
料理研究家・リュウジ氏が14日、公式YouTubeチャンネル『料理研究家リュウジのバズレシピ』を更新。
調味料についての持論を語り、多くの人が「勘違いしていること」に言及した。
■「完全に間違いです」
動画で、リュウジ氏は「結構な人たちが勘違いしてるんだけど、味の素を使わないことが自分の“腕”だと思ってる人がいるんだけど、完全に間違いです」と切り出す。
「なんでかって言ったら、味の素っていうのは、うま味を簡単に出せる調味料ではあるんだけど、別にうま味を足したからって…うま味が足されるだけの話だから、(使わないことが)すごいとかじゃない」ときっぱり。
関連記事:リュウジ氏が明かした、味の素アンチ派の“正体” 「いいビジネスだなぁ」知られざる事情とは…
■調味料は「おいしいから」
さらに「手間とかをかければ、もちろんおいしいものを作れるんだけど、『味の素を入れてないからうまい』みたいな言い方をしちゃう人が結構いて。それは間違いです」と重ねて強調。
「結局、調味料もなんだって体に悪いもんじゃないわけじゃない? 味の素もそうなのよ。調味料って、そもそも必要ないじゃん。だってお魚とかさ、焼いただけでうまいでしょ? 塩だけでうまいじゃない」と述べる。
続けて、「じゃあなんで、しょうゆとかあるのか。おいしいからよ。調味料の存在意義って、おいしいからでしかないんですよ、じつは。『おいしいから』を否定すると、調味料全部を否定することになるんで。味の素も一つの調味料だと思ってやるのがいいです」と語っていた。
関連記事:リュウジ氏、無化調めぐる“幻想”をバッサリ 「化学調味料を使ってない料理が…」
■“否定派”とたびたび論戦
リュウジ氏といえば、普段から味の素を料理に愛用し、SNSで上では“否定派”とたびたび論戦を繰り広げている。
以前には、おなじく“賛成派”の堀江貴文氏と初対面にて対談が実現したことも。「頑なに味の素に拒否反応を示す人もこれだけは使ってたりする」と皮肉たっぷりのポストをしたこともあった。