新庄剛志監督、投手交代が裏目に 岩本勉氏が采配について独自見解「これ以上燃えないように」

16日のロッテ戦、ピンチで無失点の加藤貴之を杉浦稔大に交代したものの、3ランを打たれて敗戦となった日本ハム。岩本勉氏は新庄采配に元投手の立場から独自の見解を…。

2025/04/17 20:00


新庄剛志

野球解説者の岩本勉氏が自身のYouTube『岩本勉チャンネル』を更新。16日の北海道日本ハムファイターズ対千葉ロッテマリーンズ戦で裏目に出た「新庄剛志監督の采配」について語った。

【動画】岩本氏が新庄采配に独自見解



■16日のロッテ対日本ハム戦を振り返り

16日に行われたロッテ対日本ハム戦を振り返った今回の動画。

試合は5回まで0対0で進み、6回裏にロッテが日本ハム先発の加藤貴之投手から2本のヒットで1アウト1塁2塁のチャンスを作る。

ここで新庄監督は無失点の加藤投手から杉浦稔大投手に交代。同投手は初球を山本大斗選手にレフトへプロ初となる3ランホームランを許し、3失点。日本ハムは反撃することもできず、完封負けした。


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■岩本氏が新庄監督の采配に…

岩本氏は振り返りのなかで新庄監督が6回裏、加藤投手から杉浦投手に交代させたことについて、「杉浦を信用してないわけじゃないんですけども、僕は元ピッチャーとして白黒つけるのは加藤だと思った」と持論を展開。

さらに「結果こうなった(打たれた)から岩本、言うてるんやろと言われるかもしれませんが、僕ね、経験があるんです」と語り、自身が現役時代に先発した試合で、3対0とリードするもピンチで降板し、リリーフが打たれたうえ、勝ち星が消えたエピソードを紹介する。

そのうえで「勝つか負けるか、岐路立たされてるときには、僕は先発ピッチャーを優先したいタイプ。 やっていた経験があるから。ああいう場面で先発ピッチャーはエクストラパワーがでます」と力説した。


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■自分が決定権があるなら…

その後、岩本氏は「継投も作戦の1つ」と理解を示すも、「自分に決定権があるなら、先発ピッチャーに委ねる。1発喰らったら、交代はあると思う。これ以上燃えないように」と語る。

さらに「采配を否定とか、それが間違いだったと言っているのではなく、 僕だったらということ。杉浦が抑えた可能性もある」と力説していた。


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■ロッテ戦を得意としていた加藤投手

加藤投手は千葉県出身で、拓大紅陵高校から新日鐵住金かずさマジックと、アマチュア時代は千葉のチームに所属。

そのこともあってかロッテ戦は得意で、登板前まで通算26勝5敗。この日も5回までは無失点に抑えており、球数も81と余力がある状況だった。

新庄監督はピンチで山本選手、中村奨吾選手と右打者が続くことも考慮に入れ、球の速い杉浦投手への交代に踏み切ったと見られる。ところが初球の変化球が高めに浮いたところを山本選手にホームランされ、敗北の要因となってしまった。

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■岩本氏が新庄采配に独自見解
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