ソフトバンクー楽天戦の「実況」が波紋 プロ初スタメン選手のプレー巡って…
16日に行われたホークスvsイーグルスの一戦。外野手の「フェイク」について物議を醸している。
16日にみずほPayPayドームで開催された福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦。
イーグルスの注目ルーキー・宗山塁にプロ初ホームランが生まれ話題を呼んでいるが、ファンの間ではその直後のワンシーンにも注目が…。
■イーグルス打線の攻勢
3回表、ホークス先発・上沢直之選手の2球目をとらえ、ライト側へのプロ初ホームランを放った宗山選手。
その一打をきっかけにイーグルス打線が繋がりを見せ、2アウト1、3塁のチャンスをつくりバッターボックスには巧打者・鈴木大地選手が立った。
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■捕球姿勢に一度は入るも…
鈴木選手が4球目のツーシームを弾き返すと、打球はホームラン級の大飛球に。
ライトを守るホークス・山本恵大選手は後退しながらボールを追った後、ホーム側へくるっと振り返り捕球姿勢を見せたが、球ははるか頭上を通過しフェンス直撃。
ボールが点々と転がる間に、3塁ランナーが生還、1塁ランナーは3塁へ、鈴木選手も2塁まで進んだ。
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■外野手の「フェイク」
このワンシーンについて、実況の中島原野アナは「ライト下がって……しかし打球は…あっと、“フェイク”を入れて見送った! 打球はフェンスに当たっている!」と説明。
外野手が使う「フェイク」は、捕れない球をあたかも捕れるかのように見せ、ランナーの進塁を防ぐトリックプレーを指す。しかし、局面は2アウト。ランナーはフライアウトを気にせず積極的に次の塁を狙うため、プロ初スタメン出場の山本選手がフェイクを仕掛けたとはやや考えづらい。
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■「なぜ?」「フェイクではないのでは…?」と波紋
試合は6対2でイーグルスの勝利で終わったが、ネットではフェイクと実況された前述のシーンについて、「フェイクいれたのはなぜ??」「ツーアウトでフェイク」「意味があったのだろうか?」と困惑するファンの声が続々。
一方で、山本選手は打球を見失っていた可能性もあり、「フェイクではないのでは…?」「ライトの山本は打球判断怪しいな笑」と実況の勘違いを指摘する声も散見され、混迷している。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)