クレカ3枚、カード情報を入れた直後に…　野呂佳代が騙された“フィッシング詐欺”の巧妙な手口

16日放送のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』（TBSラジオ）で、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太さんが、タレント・野呂佳代さんが騙されたフィッシング詐欺の手口を明かしました。

■山里亮太、宿の予約を取ったら…

先日、フィッシング詐欺の被害に遭った山里さん。旅行サイトで宿の予約を取ったものの、数時間後に「予約が確定できていません」とのメールとともに再度クレジットカード情報の入力を求められました。

入力後に詐欺だと気づいたそうですが、予約サイトのロゴやメールのタイトル、予約したホテルの内容などが正規のものと見分けがつかなかったことを明かしています。

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■「配送がキャンセルになっている」

番組内で、山里さんは「フィッシング詐欺に関しては、野呂ちゃんも引っかかってたの」と、野呂さんについては3枚のクレジットカードが被害に遭ったといいます。

山里さんは「でも、これも凄い手口で…」と切り出し、野呂さんが騙されてしまった経緯を説明。

被害当日、野呂さんの自宅に荷物が届く予定だったのだとか。しかし、あるところから「配送がキャンセルになっている」との連絡が。来る予定だった荷物の情報も合っていたため疑いもしなかったようで、「キャンセルを解除するためには、データの入れ直しが必要」との言葉を受け、野呂さんはクレジットカード情報を入力。

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■3枚のカード情報を入れた直後…

その後、「これではないカードで登録してませんか？」といったエラーが出たようで、もうひとつのカードを再度入力。

さらにエラーが出たことで、野呂さんは「あれ？　旦那のカードで買ったっけ？」と、夫のカード情報も入力…と計3枚のカード情報を送ってしまったようです。

「その瞬間から急にそれぞれのカードから、高額の買い物のお知らせが来た…っていう話があって。いや、怖いなぁって」と、山里さんは巧妙な詐欺の手口に驚いたと語りました。

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■泣き寝入りする被害者が多い理由

また、番組でこの話をしていたとき、お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明さんが「恥ずかしい奴らだな」と言ったことを回顧。

現場にいた女性弁護士は、小木さんの言葉に反応し「なによりも一番詐欺が悪い。でも、これ一番の問題って詐欺に遭った人が報告をしないんです。それはなんでか分かりますか？」と質問したそう。

「恥ずかしいという思いが、詐欺の報告を防いでしまう」「それで何人も涙を飲んでるし、もう自分のせいだって言ってる」と被害者の心情を伝え、「“恥ずかしい”なんてよく言えましたね」と問い詰め、真っ向から怒られた小木さんについて「凄く凹んでた、小木さん」と裏側のエピソードも明かしました。

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（文／Sirabee 編集部・冬野 とまと）