箕輪厚介氏「ガッカリした」「正直コントに見えました」 フジHDの改革めぐる会見に本音
SBIホールディングス・会長兼社長の北尾氏の会見に「震えて膝から崩れおちました」と語りました。
編集者で実業家の箕輪厚介さんが18日、自身のYouTubeチャンネルを更新。
先日、東京都内で行われた記者会見について触れ、「ガッカリした」と本音を語りました。
【動画】SBIホールディングス・会長兼社長の北尾氏の会見に「震えて膝から崩れおちました」
■「あ、辞めよう」って決心がつくような会見
米投資ファンドからの株主提案で、フジ・メディア・ホールディングスの社外取締役候補の1人として名前が挙がった北尾吉孝氏(SBIホールディングス会長兼社長)が17日、東京都内で記者会見を行いました。
記者会見を見たという箕輪さんは、北尾氏が語った内容に「僕が番組を作っているフジの制作の社員だったら、『あ、辞めよう』って決心がつくような会見だったと思います」と切り出し、「今回問題になったフジテレビ的なを、ただ登場人物が変わってもう1回やろうとしてるだけに見えてしまいました」「ガッカリした」とその理由について語りました。
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■「正直、コントに見えました」
箕輪さんいわく「(北尾氏が)俺が仕切る可能性があるよ、という宣言」だった会見ですが、この場には、北尾氏と同じく新たな取締役候補であるNEXYZ.Group代表取締役社長兼グループ代表の近藤太香巳氏も登壇しています。
箕輪さんは近藤氏にはお世話になっているといい「人間として大好き」「素晴らしい人」としながらも、「(北尾さんは)フェアでフラットなものをすっ飛ばして、俺はコイツをかわいがっている。師弟関係だから信頼できる…みたいな、関係値が近い人間の登用」「それが日枝さんの経営の問題だったんじゃないですか? フジテレビを変えるというあの場でそれをやるのが、正直僕はコントに見えました」と本音をこぼしました。
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■後ろに引っ込んでおいたほうがよかった
また、会見の席で北尾氏は手をあげている取材陣をさばくなどの様子を見られましたが、箕輪さんは「場を掌握する力…人間力みたいなものは見えましたが、それこそが日枝さん体制で問題視されたこと」「それをあの場でやってて、震えて膝から崩れ落ちました」とコメント。
「北尾さんが仕切るのであっても、もっと若い世代…SNSや動画配信をネイティブでやってる世代に(会見では)話をさせて、北尾さんは後ろに引っ込んでおいたほうがよかったと、個人的に思います」と語りました。
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■違和感を覚えるも、何も言えず
今回の会見を見て、箕輪さんが入っている経営者のチャットグループでは「なんやねんこれ」と違和感を覚えているという言葉が多かったといいますが、「なにかしら北尾さんや近藤さんにお世話になってたり、連携してたり…」と、その違和感をSNSで発信する人はいないと告白。
箕輪さんは「僕もこんな動画アップしちゃ、絶対にいけないんです」としながらも、「『お世話になってるから言えない』。これこそがフジテレビ問題の根源だと思う」「これを言うことによって北尾さん側が関わらないとなっちゃうかもしれない。でも、思ってることを言いました」と伝えました。
今回の動画には「こういう意見を言ってくれる方を周りに置いておくべきだと思います!」「おっしゃる通り! 結局なにも変わらない社会構造なんだと ズッコケました」「ありがとうございました。正論です。心の蟠りが、解けました」「よく言ってくれました! 会見中の 北尾氏『なぁ近藤くん』 近藤氏『はいそう思います』の会話でまさに日枝→港社長の会話再現かと思いました…」などの反響が寄せられています。