外国人の彼とのデートで何度も言われた「まあまあ」にモヤる さらに“スタハラ”にはイラッ

マッチングアプリにハマっていたモノマネ芸人・こいでまほが、アプ活で出会った人とのアレコレを吐き出します。

2025/04/26 18:00


小出真保

ものまね芸人こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。

初回デートから全て曝け出すということを決行してみたら「圧がすごい」と、まだ好きになっていないのにめちゃくちゃ振られました。エネルギーを回復するにはまたしばらくアプリを休止する? とも思いましたが、ここは動きました。そして、久しぶりに外国人の男性とデートすることになり…。

★これまでのエピソードはコチラ



■億は稼いでいないビルゲイツ

マッチングアプリDを開いてみると、外国の男性から申請が来ていました。以前、外国人だらけのマッチングアプリBでインド人の彼に、耳元で「so cute」と囁かれ手の甲にキスされるという、なかなか受け入れられないハプニングがあったものの、真面目寄りのアプリDの外国人なら大丈夫かもしれないと思い、デートの日程が決まりました。

恵比寿に集合。やはり外国人のときは、ちょっと違うドキドキがあります。まず言葉はどの程度いけるのかな? と。ですが、アプリに登録するくらいなので上手なはず。登場した彼は、ノリノリの雰囲気は皆無で真面目そうなメガネのアラフォーアメリカ人でした。年収はわからないですが<億は稼いでいないビルゲイツ>みたいな容姿でした。

会話もめちゃくちゃ日本語ペラペラというわけではないですが普通にできています。私はすぐに芸人であることを打ち明けるとすんなりと受け入れてくれました。彼の仕事はIT系で日本は5年目とのこと。非常に優秀な人なのでしょう。すごいなと思いながらも、あまり会話が弾まない…。


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■スタハラ

私は、日本はどうですか? と聞くしかありませんでした。すると、彼から見た日本の感想はありきたりすぎていて「トイレ、ほんとキレイ」「落とし物見つかる」など特別なものを聞き出せません。正直、盛り上がっていませんでした。

キツくなった私は『ウォーキング・デッド』の話題に。一時期めちゃくちゃハマりましたし、当然アメリカ人は見てるだろうという謎の偏見から「ウォーキング・デッド最高ですよねー」と言うと「ゾンビ、ムリ」と言われ会話終了。

いや、他にもたくさん作品はある、なににしようかと模索していると、「スターウォーズは?」と彼。私はスターウォーズは全く通ってきてないため、見たことないんです、と言うと「え? エンタメやってるのに?」「エンタメやってるのに、スターウォーズ見てないとかダメじゃない?」と、けっこう強めな口調で力説してきました。

たまーにいらっしゃる。この作品見てないとダメとか人生半分損してるよ! というやつ。これ、スターウォーズハラスメント、スタハラですから!

前回は圧かけて、今回は圧かけられるとは。


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■「まあまあ可愛い」

スタハラに悶々してはいましたが、まあなかったことにして気にせずカフェラテを飲み干そうとしていると「でも、まほはいいよね、うん、まほ、いいと思う」と、私のことを褒めようとしてくださっているのを感じました。彼は続けてこう言いました。

「マッチングアプリやってさ、ほら、まあまあ可愛い人に会えたし」。ま、まあまあ? 「まほって、まあまあ可愛いじゃん、んー、まあまあね。だからアプリやってよかったなって」…日本語の使い方、大丈夫かな? まあまあのニュアンスもう少し勉強しようか、ちょっと失礼な感じになっちゃってるから…。日本人男性とのデートだと味わえない日本語の難しさ繊細さを感じたデートとなりました。

2時間ほどなんとか会話し、お会計が済み、解散となると思いきや「バイクで来てるんだよね」と彼。「うしろ、乗ってく?」このノリ。正直、スタハラと、まあまあ発言で、そこまで気分が良いってわけでもなかったけど、なんとなく「うん、乗る」と言ってみました。


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■ 2ケツ

バイクに乗る機会なんてあんまりないしな、くらいの気持ちで承諾してしまいましたが、バイクに乗るということは、後ろから手を回して密着しないといけない。案の定、腰から手を回すように指示され、手をニギニギとされながら、恵比寿から新宿くらいまでドライブすることになりました。

私ってすっごく軽い女なのでは…? ホイホイと男と2ケツ…でも、ここ最近までは引きこもり生活だったんだから、これくらいはいい。バイクで夜風を切りました。そしてバイクから降りると、彼は手を握った程度でボディタッチはしてこず、これにて終了となりました。

彼とはLINEを交換しました。会話では上手な日本語だったのに、LINEだと全て英語。日本語はいっさい使わない。毎回英語であることに私は腰の重さを感じてしまい、LINEのやりとりは徐々に減っていきました…。

デートというより冒険をしたような気持ちになりました。それに昔、カジュアルなマッチングアプリをやっていた頃のような開放感を少し味わえました。少しずつでいい、必死に婚活、なんてもうできない。自分のペースでやっていくも、ただただお昼にご飯を一緒に食べるだけになってしまい…続く!


こいでまほ

太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。

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(文/Sirabee 編集部・こいで まほ

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