松嶋菜々子、30代を演じても違和感がない理由は「前歯」と“ある部分”にあった:顔相鑑定
顔相鑑定士の池袋絵意知が、今話題のあの人やこの人の顔相を解説します。今回は、女優の松嶋菜々子さんを鑑定。
顔相鑑定士の池袋絵意知です。今回は、放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』に出演している女優・松嶋菜々子さん。『アンパンマン』の原作者・やなせたかしさんとその妻・小松暢をモデルにしたオリジナルドラマ。
北村匠海さんがやなせさんをモデルにした柳井嵩を演じ、松嶋さんはその母で文化的な教養が豊かで、美しく勝ち気で利発な柳井登美子を演じています。
また、4月よりスタートした『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』(NHK BS)のナビゲーターを務めています。
■実年齢より14歳若い役でも自然
1996年前期のNHK連続テレビ小説『ひまわり』でヒロイン・南田のぞみを演じた時は23歳だった松嶋さん。あれから28年が経過し現在51歳。今回は今田美桜さん演じるヒロイン・朝田のぶと将来結婚する、柳井嵩の母親役を演じています。
4月24日の放送では嵩が高校受験に失敗。役柄上の年齢設定で計算するとその時点で37歳。実年齢より14歳も若い役を演じていましたが、まったく違和感がありませんでした。その理由はパーツの配置が上型をしているからです。
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■10代でも大人っぽく見られる配置
パーツが全体的に上寄りにある顔はアダルトフェイス。「大人っぽい」「地味」「まじめそう」「冷静」「堅実」といった印象を与えます。そのため、高校生の頃からOLっぽい”きれいなおねえさん”に見られる人が多いです。
しかし、上型の配置をした人は、大人っぽく見られる年齢が早いだけで、20代、30代、40代、50代と年齢を重ねても見た目の印象があまり変わりません。朝ドラや大河ドラマなど、1人の役者が20代から70代まで演じるのに適した顔なのです。
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■昭和メイクと令和メイク
ドラマでは、昭和初期の時代に合わせて眉メイクはほぼ平行で眉尻を下げた形に。口紅も赤みが強い、時代を感じさせる色をしていました。一方、ドキュメンタリー番組『アナザーストーリーズ』では上がり気味の直線的な眉に。
下側はストレートに上げ、上側は山をハッキリ作り、アウトラインを整えていました。意思的だけど刺々しい印象にはならない絶妙な形です。アイメイクも少し上がり気味にし、知的でキリッとした印象にしていました。
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■ビーバーみたいな歯がかわいい
松嶋菜々子さんのチャームポイントと言えば、笑った時に見える上側の前歯2本。とても大きくてビーバーみたいです。身長も高くて美人顔なのに、小動物っぽいかわいらしさもあるのは、この歯の印象によるものです。
歯は人体で最も硬い組織ですが、それでも年齢とともに擦り切れて小さくなっていきます。そのため、人間は若い時ほど歯が大きく、歯が大きいと若々しい印象を与えます。山口智子さんも同様で「月9」で活躍した2人が今も人気なのは、これも1つの理由かもしれません。
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(文/Sirabee 編集部・池袋絵意知)