『続・続・最後から二番目の恋』3話 専業主婦と働く独身女性…人生観の変化に悩む姿に「わかる」「考え方が逆転してきてるのか…」と反響
どんな人生が幸せ? 時代とともに移り変わる価値観について私たちは今一度考えるべきかも。

28日放送のドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)の第3話「正しい生き方なんかどこにもない」。
人生を自由に選びやすくなったからこそ生まれた、女性の悩みについて語られたシーンに、共感の声が届いています(ネタバレを含みます)。
■働く女性の悩み
千明(小泉今日子)と和平(中井貴一)が一緒に帰宅していたある夜、偶然ジャージでトレーニングしている典子(飯島直子)を見かけます。意外な姿にびっくりする和平に対して、「私ね、ちょっとわかるわ」と笑う千明。
別の日、いつもの女子会で話題に上がったのは、働く女性の生きづらさについてでした。まだ千明がテレビドラマの現場に入りたての頃、「若い女性はどう思うの?」と聞かれることが多かったと振り返ります。
その頃の千明は、女性代表としてではなく一個人の考えとして発言したいと思ったと吐露。ただ、今では自分たちも後輩に対して、「Z世代の男子はどうなの」という言い方を無意識のうちにしていると反省した3人なのでした。
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■専業主婦の実感
一方、典子は雑誌「湯煙美人」への出演を決めます。千明が知り合いに調べてもらい、スカウトの際にもらった名刺は本物だったことが判明。その上で、やりたいと言う典子はこんなことを打ち明けました。
昔から働く独身女性と専業主婦の対立があり、これまでは最終的には専業主婦の方が幸せという風潮があった。しかし、女性たちが権利を主張することが増えた昨今では、専業主婦が闘っていないような感覚になるのだ、と。
そう落ち込む典子に、千明は”闘っていた場所が違うだけでずっと闘ってたんじゃない?”と励まします。この言葉を受け、専業主婦として生きてきたことを肯定できた典子は、元気を取り戻すのでした。
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■「永遠のテーマ」
この場面が放送されると、SNSでは「わかる」という意見が次々と上がりました。
「専業主婦の方が分が悪い空気感分かるなー」「考え方が逆転してきてるのかー たしかに少しずつ時代は変わってきてるよねー」「永遠のテーマみたいなもんだよな。結婚してるとかしてないとか、専業とかそうでないとか。何が幸せとか本人次第なのにね」。
どのような生き方を選んだとしても、自分自身が納得できる人生であることが大切なのかも。誰かと比べるのではなく、典子たちのように自分が選んだ道を一生懸命に闘っていきたいものです。
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(文/Sirabee 編集部・福野 エリカ)