GWのガソリンスタンド、爆発のリスクある忘れ物にゾッとした 有識者も「非常に危険」
ゴールデンウィークのガソリンスタンドで発見された、給油キャップの忘れ物が話題。石油連盟は「爆発の恐れがあり、非常に危険」と指摘する。
待ちに待ったゴールデンウィークだが、こうした楽しいイベントの時こそ、人は気が緩んでしまうもの。
現在X上では、そんなゴールデンウィークの風物詩とも言える「危険な忘れ物」に注目が集まっているのをご存知だろうか。
■ガソスタで発見した忘れ物、その正体は…
今回注目したいのは、Xユーザー・かのぺさんが投稿したポスト。
「ガソスタ来たら置いてあった。今はGW」と綴られた投稿には、ガソリンスタンドの「給油キャップ置き場」に残された給油キャップの忘れ物の写真が添えられていたのだ。
こちらのポストは、投稿からわずか数日で8,000件ものリポストを記録するほど話題になっている。
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■「危険すぎる」と驚きの声続出
同ポストに対し、Xユーザーからは「危険すぎる…」「大丈夫なの、これ?」「キャップ置き場は廃止した方が良いのでは」「結構昔の車なんだろうな…」など、驚きの声が続出。
一方で、「自分も忘れた経験あります」「全く同じ忘れ物してスタンドに取りに行ったら、キャップの忘れ物たくさん出てきた」といったエピソードも少なからず寄せられていたのだった。
特にゴールデンウィークなどの連休シーズンは、自然とこうした忘れ物が急増している模様。
ガソスタ来たら置いてあった
今はGW pic.twitter.com/yDx6Vhea2t— かのぺ@5/24 AMGモータース ラ-38 (@kn_oekaki) April 26, 2025
なお、ポスト投稿主・かのペさんはこちらの光景を4月27日の朝方、都内某所のガソリンスタンドにて目撃したという。
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■石油連盟も「非常に危険」と警鐘
そこで今回は、給油キャップを「閉め忘れた」状態で車を走行させた場合のリスクについて、ガソリンのプロ「石油連盟」に詳しい話を聞いてみることに。
石油連盟の担当者は、今回のケースについて「振動でガソリンが漏れ出してしまったり、異物が入ってしまう可能性が考えられます」と指摘する。
続けて、「最悪の事態は気化したガソリンの火災です。ガソリンは揮発性が高く、気化したガソリンがタバコの火や静電気で引火し、爆発に繋がる可能性があるため、非常に危険です」と、注意を喚起していたのだ。
連休中、車での移動がメインとなる人は、くれぐれも給油キャップだけは忘れないよう、肝に銘じてほしい。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)