謎が多い藤川球児監督の投手起用 元投手コーチ・佐藤義則氏が苦言「いつも途中で…」
4月30日の試合で1イニング2人の投手を注ぎ込み、結局敗戦した阪神タイガース。佐藤義則氏の見解は?
元阪急ブレーブス、オリックス・ブルーウェーブの佐藤義則氏がYoutube『佐藤義則チャンネル』を更新。阪神タイガース・藤川球児監督の投手起用を疑問視した。
■阪神が6回に同点を許す
佐藤氏が4月30日に行われた中日ドラゴンズ対阪神タイガースの試合を解説した今回の動画。
話題は中日が同点に追いついた6回裏に。藤川監督は2アウトから連続四死球を出した門別啓人投手から岡留英貴投手に代えるも、四球。満塁になったところで島本浩也投手を送るが、同点タイムリーを浴びてしまった。
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■門別投手は好投も…
藤川監督が門別投手から岡留投手に代えたことに佐藤氏は「岡留ってずっと投げてないんだよな。岡留って、いつ投げたかなって感じで。こんな大事なところで使ったのは、しばらく投げてないからなのか。なんで岡留だったのという、疑問もある」と指摘する。
さらに「今年にかぎって言うと、藤川はそういうところが多いよね。それはハマればナイスピッチングなんだけど、ハマらないと今日みたいになっちゃうよね。門別に2アウトでデッドボール、フォアボールだけどもう1人がんばって投げさせてやってほしかったね 、成長のために。いつも途中で交代だからね」と語った。
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■藤川監督の判断を疑問視
佐藤氏は「これは考え方だけど、1点を取られるまで、我慢しようかどうかってというところだよな」とコメント。
最後に続けて「ツーアウトだから言う。ワンアウトだったら仕方がないなと思うけど、あと1人だから。もう1回切り替えてしっかり投げたらどうだったのかなっていう」と藤川監督の判断を疑問視した。
また、ジェレミー・ビーズリー投手の起用法についても、佐藤氏は苦言を呈していた。
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■「同感です」「焦りを感じる」の声
阪神は4月30~1日のドラゴンズ戦に3連敗。それでもセントラル・リーグ2位と優勝圏内の位置につけているものの、連勝と連敗が多く「乗り切れない」状態が続いている。
藤川監督の選手起用を疑問視した佐藤氏にコメント欄では「同感です」「焦りを感じる」「石井大智がいないせいかも」などのコメントが寄せられている状況だ。