戸郷翔征が復活するために必要な練習は? 岩本勉氏が経験を踏まえて提言「身体のキレが…」
開幕投手を務めたものの、1勝もできずに2軍降格となった戸郷翔征。岩本勉氏がその要因や復活に必要な練習を提言。
野球解説者の岩本勉氏が自身のYouTube『岩本勉チャンネル』を更新。読売ジャイアンツ・戸郷翔征投手の「不調の要因」を語った。
■戸郷投手が不調に陥った要因は?
開幕投手を務めたものの、4月に不調で2軍に落ちた戸郷投手。岩本氏は調子が上がらない理由を「身体のキレがなく、ボールにもキレがない」と説明する。
さらに球にキレがないことで、得意のフォークボールを相手打者に対応されているという趣旨の見方を示し「よく言われる勤続疲労の1発目が来ているのではないかな」と分析。
自身も現役時代、1軍定着3年目で球にキレがない状態に陥り、成績が出ないという経験をしたことを告白した。
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■自身の経験を踏まえてアドバイス
岩本氏は自身が不調に陥った際、先発からリリーフに回って感覚をつかんだうえ、2軍で2週間程度身体を絞ったところ、調子が戻ったことを告白。
戸郷投手にも2軍の試合で短いイニングを全力で投げることを推奨し、「こういうことを忘れていた、どこに忘れてきたんだっけというところで、ガラッと変わる戸郷を見られるんじゃないかな」と語る。
スタッフから「今年は球速が出ていない」と指摘されると、「身体がどこかで忘れてきている。彼の年齢で出力が出ないということはない」と分析し、短いイニングを投げたうえで、再度先発に回るよう提案した。
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■5日の阪神タイガース戦で先発か
戸郷投手は今季2年連続の開幕投手を務めたものの、3試合に登板し0勝2敗防御率11.12と大不振。4月12日に2軍に降格した。
2軍では2試合に登板し、2勝0敗防御率0.75と安定した成績を残しており、すでに1軍に合流。5日に東京ドームで行われる阪神タイガース戦に先発する可能性が高いと見られる。
巨人は4月に同一カード3連敗を喫し一時5位に落ちたものの、山﨑伊織投手が開幕から35イニング連続無失点を記録するなどして活躍。2日終了時点でセントラル・リーグの首位に立っている。