オリックス岸田監督、リプレー検証後に“とった行動” 「これは見習いたい」と反響
オリックス・バファローズの岸田護監督が初のリクエストに成功。大喜びするチームメイトに…。
5日に京セラドーム大阪で行われたオリックス・バファローズ対北海道日本ハムファイターズの一戦。
0対1で勝利したバファローズの岸田護監督が試合中、チームメイトに“平身低頭”する姿がネットで話題を呼んでいる。
■盗塁シーンで際どい判定
バファローズ・九里亜蓮選手、ファイターズ・北山亘基選手の両先発が好投したこの試合。
試合が動いたのは2回表、1アウト1塁を作ったファイターズは1塁ランナーの田宮裕涼(ゆあ)選手がスチールを仕掛けセーフに。非常に際どいタイミングだったため、岸田監督はすぐ審判にリクエスト(リプレー検証)を要求した。
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■平身低頭の岸田監督
VTR判定の結果、判定は覆りアウトとなり、バファローズベンチ陣は両手を叩いて大喜び。一方、帽子を取ってチームメイトに何度も頭を下げる岸田監督の姿が…。
その珍しいシーンに、実況の田中大貴アナは「監督が帽子をとって『ベンチの皆さん、ありがとうございます!』という風に頭を下げていましたね(笑)」と、注目していた。
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■リクエストと縁がなかったこれまで
じつはこれまでリクエスト判定で苦汁をなめてきた岸田監督。
今回が初めてのリクエスト成功となったが、4月9日のホークス戦では3回までにリクエストを2回失敗し権利を使い切り、オープン戦でも2試合連続リクエスト失敗で落胆する姿を見せていた。
4月5日の対ファイターズ戦では一度はリクエストを要求するも、すぐ考え直してキャンセルするという“珍プレー”も見せており、新任監督として試行錯誤を続けている。
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■「祝福されてた」「これは見習いたい」
喜ぶチームメイトに感謝を伝える岸田監督の様子を見て、ネット上では「ずっと失敗してるって言われてたからこのベンチの盛り上がり」「予想以上に祝福されてた」「リクエスト成功で脱帽はかわいい」と称賛する声が相次いでいる。
一方で、首位を走り続けるチーム状況を評価し、「ベンチの雰囲気良いチーム」「見てて楽しい」「これは見習いたい」というコメントも散見されている。
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(文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)