リュウジ氏が「危険」と感じる人の特徴 知識があればあるほど…「すごく共感」の声も

リュウジ氏が味覚をめぐり、「危険なんですよ、じつはね」と持論。ユーザーからも「情報食べてる感は凄い」と共感や納得する声も…。

2025/05/09 11:00


リュウジ

料理研究家・リュウジ氏が7日、公式YouTubeチャンネル『料理研究家リュウジのバズレシピ』を更新。

味覚をめぐり、リュウジ氏が「危険」と感じることについて私見を述べ、視聴者からも共感の声が寄せられている。

【動画】味覚についてリュウジ氏が考えること



■「本当に舌で感じて食ってる?」

動画の中で、リュウジ氏がチェダーチーズの美味しさを強調する場面が。本場イタリアのレシピでは使われないチーズであることに触れ、「イタリアガチ勢が怒りだす」と話す。

すると「俺、思うんだけど、みんな本当に舌で感じて食ってるのかな? って思うの」と切り出す。

「本場だからうまい、とか、本場の材料を使っているからうまいとかっていうふうに、脳みそで食べてないか? と思う」と疑問を口にする。


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■「結構危険」な感覚とは

「僕は結構、直感派なので、(実際に)食べて『うまっ』って食べるんですけど、結構知識がついちゃった人って、『本場はこうじゃないからおいしくない』みたいな言い方をする人がいるんですけども、これって人間の本質じゃないと思っているんですね」と述べる。

続けて、「食べておいしいのが料理のおいしさであって、手間がかかってるから、本場の材料を使っているからおいしいと感じてしまう人は、結構危険なんですよ、じつはね」と指摘する。


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■リュウジ氏は「遮断して食べる」

リュウジ氏自身は、「そういう情報を入れるのも大事なんですけど、食べるときは一切のそういうのを遮断して食べるようにしています」と、自身の味の判断基準について語る。

「じゃないと、ただただ手間がかかってるって言ったら、おいしいって感じる人になっちゃうから。それだけは本当のグルメだと思ってないので」としつつ、「ただ、情報を食べるというのも一つのあれ(楽しみ方)なんですけどね」とも補足していた。


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■「すごく共感」「情報食べてる」の声

リュウジ氏の話に、ユーザーからも「すごく共感いたしました。雰囲気や接客など目で観て感じるもので嗜好が左右されて、味の評価にもプラス要因として判断材料になるのではないかと」「『本場だから美味しい』は違うなっていうのは同感です!」「最近は理屈で美味しいと思って食べている人が多いと思います」と共感の声が。

また、「飲食15年以上やってるけど、日本人は情報でご飯食べるからとか、ストーリー、本場かどうか、産地等、美味いか美味くないかよりもそういうの大事にしてる」「ブランド品と同じで日本だと流行ったり定番化した人気物って情報食べてる感は凄いよね」「人間て本当に先入観に左右される生き物ですね」といったコメントも見受けられた。

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■味覚についてリュウジ氏が考えること
リュウジ料理研究家リュウジのバズレシピ
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