GACKT、エスカレーターの日本独自のマナーに苦言 「海外でほぼいない」
日本独自の「エスカレーターのマナー」に言及したGACKT。その危険性について訴え、「このおかしな習慣が早くなくなってほしい」と呼びかけている。
歌手で俳優のGACKTが8日、自身の公式Xを更新。エスカレーターの乗り方をめぐる「日本独自のマナー」の危険性について苦言を呈している。
■「以前から危ないと…」
GACKTは、開催中の大阪・関西万博で、「大屋根リング」に上がるためのエスカレーターについて、来場客が一様に立ち止まって2列に並んで乗っていることを報じる記事に言及。
「以前から危ないと思っていたエスカレーターの乗り方がやっと見直されたかという感じ」と切り出す。
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■「大惨事につながる」指摘
続けて、「エスカレーターで片側を空けるってのは、一見親切のように見えるが、エスカレーターの段差はかなり高く、角も尖っている。止まっているエスカレーターを歩いた経験がある人ならとてもじゃないが、階段のようにスムーズに登り降りできるものじゃないと分かるはず」と指摘。
「しかも、横幅が狭い上に斜度もかなり急だ。片側を登り降りしている人が足を踏み外したら、普通に並んで立っている人たちは積み木倒し。大惨事につながる」と危険性を訴える。
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■海外では「ほぼいない」
さらに、「急いでいる人たちのために空けていたんだろうが、そもそも急いでいるなら階段を使えって話。事故を起こしては何の意味もないし、むしろ巻き込まれる人たちは迷惑でしかない。海外でエスカレーターを登り降りしてる人はほぼいないし、片側を空ける必要もなければ効率も良い。横並びに並んだ方が混雑時には時間の短縮になる」とも。
「冷静に考えれば急いでいる人がエスカレーターを歩いて使うのはリスクが高い上に、短縮できる時間はほんの数秒程度のこと。そのために混雑を引き起こす原因を作るのは全く効率的じゃない」とし、「このおかしな習慣が早くなくなってほしい一人として大いに声を上げたい」と改めて呼びかけている。