ブラマヨ小杉、睡眠時に“装着したもの”で重度の無呼吸が改善 経験者はわずか1割未満

日中の眠気がなくなったと語るブラックマヨネーズの小杉竜一さんが行なった治療とは…。

2025/05/10 11:00


ブラックマヨネーズ・小杉竜一
(写真提供:JP News)

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が一時的に止まる、または浅くなる状態が繰り返される病気です。

以前、お笑いコンビ・ブラックマヨネーズの小杉竜一さんが、自身の睡眠の質が改善した治療について語ったことがありました。



■一年前からシーパップを使用

2024年放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)で実施した睡眠検査で、重度の睡眠時無呼吸症候群であることが判明したことをきかっけにシーパップ(CPAP:持続陽圧呼吸療法)の使用を開始した小杉さん。

シーパップとは、機械で圧力をかけた空気を鼻から気道(空気の通り道)に送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する治療法のこと。シーパップは、15~20cm位の大きさであるシーパップ機器本体と、あらかじめ設定した圧力で空気を送るチューブ・鼻に当てるマスクからなり、睡眠中はこれを装着します。(一般社団法人日本呼吸器学会より)


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■睡眠の質が大きく改善

約一年後、再び同番組で検証ロケを実施したところ、小杉さんのいびきは大幅に改善。

1時間に10秒以上の無呼吸・低呼吸の回数が51.9回から6.4回に減少し、以前は最長で無呼吸が47秒間続くことがありましたが、5秒以上の呼吸停止はほとんど見られませんでした。

また、一番変化があったのが酸素飽和度で、90%を下回ることはなくなりました。


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■眠気が改善され元気に

小杉さんは実感した変化について「朝起きたら身体に酸素が回ってなかった頃、足の裏痛くて立てなかったんすよ。それが今立てるんです」とコメント。

さらに「日中とか眠たくてしょうがなかったのがなくなりました。だからもう早くシーパップ吸いたくてしょうがないです」と語ります。

疲労評論家の梶本修身先生は、一年前の状態だと夜中にいつ心臓発作を起こしてもおかしくないほど危険な状態だったと説明し、「今はもう(酸素濃度が)90%を切ることがないので、安心して眠っていただけていると思います」と話しました。


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■1割未満「シーパップを使用した経験がある」

そこで、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女605名を対象に「シーパップ」に関する意識調査を行ったところ、全体でわずか2.8%の人のみ「シーパップを使用した経験がある」と回答。

シーパップ(持続陽圧呼吸療法)を使用した経験がある人の割合

その回答の割合を男女別に見ると、女性が1.0%に対して、男性が4.3%と、女性に比べて男性の該当率がやや高い結果となりました。

シーパップの装置は、一定の条件を満たせば健康保険が適用されレンタルすることができます。いびきが気になる人は病院を受診する、または鼻孔拡張テープを使用するなどして、改善に努めてみてはいかがでしょうか。


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この記事は2025年4月3日に公開された記事を編集して再掲載しています。

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(文/Sirabee 編集部・丸井 ねこ

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2025年4月12日~2025年4月15日
調査対象:全国10代~60代の男女605名
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