中古ショップで100円の指輪を購入→500倍の価値があると判明 驚愕の正体が「お宝すぎる」と話題に…
リサイクルショップにて100円で購入したアクセサリーが「メッキでなく、金だった」と話題に。鑑定のプロは「本物の場合、約5万円分の価値」と分析する。
「掘り出し物」には本来の価値以上に、浪漫が詰まっているのが魅力。掘り出し物に出会うべく、リサイクルショップやリユース店に通っている人も多いはず。
以前X上では、リサイクルショップで購入した安物アクセサリーに「500倍以上の価値がある」として、大いに話題となっていたのをご存知だろうか。
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■中古で100円の指輪、その正体は…
今回注目したいのは、趣味で金や銀を用いたジュエリーを製作しているXユーザー・亡国の大和さんが投稿したポスト。
こちらの投稿にはリサイクルショップにて販売されていた指輪の写真が添えられており、値段はわずか110円(税込)である。
しかしポスト本文には、「色味や重さが真鍮やメッキじゃねぇと思ったらやっぱりK18だ!! 俺ってやっぱり剛運の持ち主だわ」と、衝撃的な文章が綴られていたのだった。
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■「本当にこんなことあるんだ」
内側に「K18」と彫られた指輪の様子は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「すごい、重さで分かるのか」「こういう宝探しみたいなの、ワクワクする」「ちなみにこれ、どれくらいの価値になるの…!?」「本当にこんなことあるんだ」など、驚きの声が多数寄せられていた。
ポスト投稿主・亡国の大和さんに話を聞いたところ、こちらの指輪は大型リユースショップ「セカンドストリート」にて発見したものと判明。
は?!?!
ふぁ?!?!
色味や重さが真鍮やメッキじゃねぇと思ったらやっぱりk18だ!!
俺ってやっぱり剛運の持ち主だわ pic.twitter.com/ilqXZKPere
— 亡国の大和 (@boukoku0609) April 20, 2025
発見時の心境について、亡国の大和さんは「まさかイミテーションコーナーに、しかも100円で金が!? と驚きましたが、僕は金の真贋には自信があったので、しばらく興奮していました」と、振り返っている。
指輪に注目した理由としては「金ではなく銀製品で安い物はないか探していた際、イミテーションコーナーで他とは色味が少し違う指輪を見つけ、値段を見ずに手に取りました。色は他のメッキものよりも黄色が濃いといった感じでしたね。手に取ったところ、真鍮やメッキではあり得ない重さを感じ、注意深く指輪の内面を確認したところ『K18』の刻印が見られ、確信に変わりました」とのこと。
他にも、造形がしっかりしている点から「鋳造性の悪い真鍮や亜鉛ではない」と判断したそうだ。
購入後、自宅に帰ってバーナーで炙ったところ、(真鍮と違って)熱伝導率も格段に良く、サイズアップの際に金ロウ付けされた部分が少し溶けたことから、「やはり金であった」と確信を深める。比重も18金相当だったという。
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■鑑定のプロ「金だった場合、5万円以上の価値」
そこで今回は、日本最大級のリサイクルショップ(コメ兵、KOMEHYO)を運営するコメ兵ホールディングスに、金の鑑定のプロとしての意見を聞いてみることに。
金の可能性が高い指輪がわずか100円で販売されていたことに、担当者は「当社で実際に買い取る場合は、比重計やX線でも確認ができますので、そういった機器がない店舗等では、判別しづらいのかもしれません」と推測していた。
ちなみに、指輪に刻印されている「K18」(18金)は「75%の金を含む」という意味で、もしこちらの指輪(4.33g)が本当に金であれば、約5万円の買取価格(4月24日時点)になることが判明したのだ。
全国のリサイクルショップのイミテーションコーナー、ジャンク品コーナーには、まだまだこうした「お宝」が眠っているかもしれない。
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■執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)