秋広優人がソフトバンクにトレードされた理由は? 「損をした」の声に高橋尚成氏の分析は…

松井秀喜氏が背負った55番をつけ、将来を嘱望されながらトレードでソフトバンクに移籍した秋広優人。高橋尚成氏が「どうしてそうなったのか」を解説した。

2025/05/15 10:45


秋広優人

元読売ジャイアンツの高橋尚成氏が、自身のYouTubeチャンネル『高橋尚成のHISAちゃん』を14日に更新。

期待されていた秋広優人選手が巨人からソフトバンクにトレードになった理由を分析した。

【動画】高橋氏が秋広選手のトレードを語る



■緊急トレードをどう思う?

巨人とソフトバンクのあいだで行われた秋広選手・大江竜聖投手とリチャード選手のトレード。スタッフやジャイアンツファンの間で「損をしたのではないか」という声があることが紹介される。

見解を求められた高橋氏は、岡本和真選手の怪我で右の大砲が足りない巨人と、怪我人続出の状況を改善したいというソフトバンクの事情があることを指摘し、「双方にとって良いトレードなのではないか」と語った。


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■秋広選手がトレードになった理由は…

将来の4番候補で、松井秀喜氏の55番をつけていた秋広選手がトレードされた理由には、キャベッジ選手や泉口友汰選手の活躍などで、巨人の左打者陣に「この先の計算が立った」と指摘。

リチャード選手の獲得は「右バッターの岡本選手が怪我でいなくなった穴が大きすぎて。右バッターをどうするかいうところが、急務になってるんじゃないかなと思うんですよね」と事情を分析する。

そして「岡本選手の3分の1でもいいから穴を埋めてほしい」と期待を寄せていた。


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■岡本選手の離脱で右の大砲が手薄に

巨人は岡本選手が8日の阪神タイガース戦で左肘を負傷し、全治3カ月の重傷。2軍から昇格させた坂本勇人選手の調子も上がらず、5日間で再降格している。

右打者では若手の浅野翔吾選手やオコエ瑠偉選手、萩尾匡也選手などが在籍しているが、いずれも外野手で、ウエスタン・リーグで5年連続ホームラン王を獲得したリチャード選手に白羽の矢を立てた。

一方ソフトバンクは左の柳田悠岐選手、近藤健介選手が故障で離脱中。また、中継ぎ左腕も手薄となっており、秋広選手と大江投手は補強ポイントに合致していると見られる。

秋広選手は外野守備に不安があると指摘する声が一部であっただけに、指名打者で出場できるパ・リーグへの移籍で、守備の不安なくプレーできる可能性がある。

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■高橋氏が秋広選手のトレードを語る
高橋尚成高橋尚成のHISAちゃん
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