結婚はしたけど子供がほしくない“理由” 「言い方悪いけど子供ってある種…」

「結婚=子供を持つ」という価値観はもう古いのかも…。

2025/05/17 15:00


親子

結婚は人生の大きな節目であり、従来は結婚=出産、という図式が社会的に根強く存在していました。しかし近年、この前提に異を唱える人々も少なくありません。とくに、結婚を選択しながら子供を持たないというライフスタイルは、もはや例外ではないでしょう。

そこでSirabee取材班は、子供がほしくない理由を聞いてみました。



■お金と時間がかかるから

「昔はなんとなく子供ほしいなぁって思っていたけど、実際結婚したら子供はいらない…というか自分たちの生活で精一杯でまだつくっちゃダメな気がして。お金と時間に余裕があればほしいけどさ。


言い方悪いけど子供ってある種、贅沢品だなって思う。まぁ今のところ旦那とふたりだけでも十分楽しいからいいや」(30代・女性)


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■自分のDNAが遺伝するのが可哀想

「私自身、毒親で機能不全家族だった。メンタルも弱いし、頭も良くない。体力があるわけでもないし、容姿も普通。このDNAを地球に残したくない。私が親を恨んだように、子供ができたら、きっと大きくなるにつれ私を恨むと思う。


彼氏ができても、将来の話とかで『子供ほしい』って言われると、あ、この人とは結婚できないかも…ってショックをうけて勝手にフェードアウトしてる」(20代・女性)


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■子供が好きじゃない

「もともと子供が好きじゃない。可愛いって思わない。周りに『自分に子供ができたら変わるよ』って言われるけど、変わらなかったらどうしてくれるの? 可愛くないと思いながら育てるって恐ろしいよ。


犬や猫、高所や絶叫マシンが苦手な人がいるように、子供に対しても苦手意識を持っている人がいるってことをわかってほしい。子供=可愛い、って考えは個人の思想でしかない」(30代・女性)


結婚していても子供を持たない選択には、個人の価値観の多様化、現実的な経済状況といった複合的な背景が存在します。それは単なる「わがまま」や「自己中心的」な決断ではなく、むしろ深い思索と責任感に基づく現代的な選択であると言えます。

社会は、結婚や家族のあり方に対して画一的な価値観を押し付けるのではなく、より多様な人生のあり方を尊重する方向へと成熟していくべきではないでしょうか。

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(取材・文/Sirabee 編集部・   美佳

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