新井監督と藤川監督が“目を合わせず握手” その行動に掛布氏が苦言「なんなんだと…」

阪神タイガース対広島東洋カープの試合前、新井貴浩監督と藤川球児監督の行動について、苦言を呈した掛布雅之氏。「これからまたいろんなことがあるとは思いますけども…」と呼びかけも。

2025/05/20 19:00


新井貴浩

元阪神タイガースの掛布雅之氏が、自身のYouTubeチャンネル『掛布雅之の憧球』を更新。16、17日の広島東洋カープ戦でみせた、新井貴浩監督と藤川球児監督の行動に苦言を呈した。

【動画】藤川・新井両監督に掛布雅之氏が苦言



■藤川監督と新井監督が目を合わさず…

掛布氏は動画冒頭、16日と17日に行われた阪神対広島戦の試合前、メンバー交換のためホーベースに対峙した藤川監督と新井監督が、目を合わせずに握手をして、ベンチに戻ったことに言及。

両者の振る舞いについて「なんなんだと。たしかに頭に当てられた、当てた。いろんなことがあると思います。ラフプレーがあったとか。でもラグビーでもボクシングでも格闘技でもですよ、終わったあとというのはノーサイドという形で、みんな抱き合うじゃないですか」と指摘する。

アマチュア野球などでは試合前と試合後に向かい合って整列して挨拶をすることを挙げ「そういう日本の野球に対して、最高峰のプロ野球の監督同士が、ああいう形のものを見せるべきではない」と苦言を呈した。


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■「1回ノーサイドで」

掛布氏はさらに「見せるのは、グラウンドで野球ファンに『プロ野球ってすごいな』と。そういう野球を見せることだと思うんですよ」と持論を展開。

続けて「今日新井監督が謝罪のコメントみたいなのが出てたんで、ちょっと安心したんですが。これからまたいろんなことがあるとは思いますけども、その場その場で1回ノーサイドという形で、新たなスタートを切る形で、野球と前に進んで行ってもらいたい」と呼びかけた。


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■新井監督は「これで終わり」

問題のシーンは、16、17日のメンバー交換で、ベンチから出てきた藤川監督と新井監督がともに視線を合わさずに握手をして、ベンチに戻ってしまったこと。

3戦目は新井監督・藤川監督ともに目を合わせて握手した。試合後、新井監督は行動について「ああいうふうに来られたら、チームを預かるもの、年長者として腹に据えかねるものがあった」と話したうえで、報道陣に一連の行動を謝罪。「これで終わり」と発言している。

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■藤川・新井両監督に掛布雅之氏が苦言
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