義父母に子供を預けて起きた“悲劇” 子育て世代が直面した想定外の「トラブル」
ちゃんと面倒が見れないのなら預かるとか言わないで…。
少子化が進行する現代日本において、共働き世帯の増加、待機児童問題に伴い、祖父母による育児支援の重要性は高まりを見せています。しかし、善意で行われる祖父母のサポートには、見過ごされがちなリスクも潜んでいるんです。
そこでSirabee取材班は、義父母に子供を預けて大変なことになったエピソードを聞いてみました。
■アナフィラキシーショック
「義父母に子供を預け出かけていたら、義母から電話が。なぜかパニックで、よくよく話を聞くと子供が病院に搬送されたと…。慌てて病院に行って話を聞いたらナッツを食べたことによるアナフィラキシーショックだそう。
前々から何度もナッツアレルギーって言っていたのに、ナッツのお菓子を食べさせたみたい。あり得ない、殺す気か」(30代・女性)
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■おむつを替えてくれなかった
「率先して預かるって言ってくれたから多少不安だったけど預けたのに、下の世話は嫌だからと、おむつを朝から晩まで替えてくれなかった。そのせいでお尻かぶれちゃって可哀想なことに。
二度と預けない。というか、おむつ替えられないのなら、預かるとか言わなでほしい」(30代・女性)
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■泣き止まないからと呼び戻される
「たまには旦那とふたりでデートしてきなと義父母からの提案で、子供を預けて旦那と映画&食事デートをすることになったけど、映画上映中、義母から何度も着信があって、不安になり一旦廊下に出て掛けなおした。
そしたら『全然泣き止まないの! ノイローゼになるほどうるさいから早く帰ってきて』と言われ、それを旦那に伝え、映画のあと、食事をせず子供を引き取りに行った…イライラするし虚しい」(20代・女性)
義父母による育児支援は、共働き家庭にとって極めて心強いものです。しかし、その信頼関係が健全に機能するためには、明確な育児方針の共有と、相互の尊重に基づく話し合いが不可欠。「家族だから話さなくても通じる」「義父母も旦那を育てたんだからきっと大丈夫」は幻想にすぎません。
子供を預けて大変なことになったのなら、今後はより慎重になりましょう。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ 美佳)