大谷翔平のホームランを打った後の“ある行動”が凄い 伊東勤氏が大絶賛「あの方向に打球が…」

MLB中継の解説を担当する伊東勤氏が現役時代経験したことがないという、大谷翔平のある行動を絶賛した。

2025/06/04 10:30


大谷翔平・ロサンゼルス・ドジャース

元西武ライオンズ・千葉ロッテマリーンズ監督の伊東勤氏が自身のYouTubeチャンネル『110チャンネル』に出演。ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手の「ある行動」を絶賛した。

【動画】伊東氏が大谷の「ある行動」を絶賛



■大谷のホームランを分析

元ニッポン放送の松本秀夫アナと伊東氏が大谷の現状について語った今回の動画。

NHK-BSのメジャーリーグ中継で解説を務めている伊東氏は、5月に15本のホームランを放った大谷選手を「本当に凄い」と大絶賛する。

さらに「目を引くのが、初回から、とくに1球目から早い段階で仕留めるというね。 先頭打者だし、凄いですね」と語った。


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■センターに打って「よし行った」は…

大谷選手が指名打者(DH)で出場していることについて伊東氏は「僕も経験があるんですけど、DHはゲームに入っていくのがものすごく難しい。だからゲームの入り方っていうのもね、凄いと思います。あの集中力はなんなのかと思うぐらい」などと指摘。

また、「打球がセンターから左中間という方向も結構飛んでいくんですけど 、センター方向に打って、(ホームランを確信し)走らないというね。あの方向に打球が飛んでいったら、バッターはやっぱり一生懸命走るんですよ。彼は打って歩いてますからね、これが凄いと思う。センターに打って、『よし行った』は、なかなかないですよ」と絶賛した。


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■逆方向は味わったことがない

松本アナが「伊東さんはセンターのホームラン、なかったですか?」と質問すると、「僕は何本かありますけど、確認するのは、1塁ベースを回るか真ん中ぐらいのところですから。だいたい手前で失速して、捕られたり、フェンスに当たったりで」と回想。

続けて「それで走っていなかったら大変なことですから。確信めいたホームランは、ポール際とかはありますけど、逆方向は味わったことがないですよ。それが出来るのは凄い」と語っていた。


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■MLBの最多「先頭打者ホームラン」は?

今シーズン1番に入り、初回にホームランを放つシーンが増えている大谷。今後、量産する可能性もありそうだ。

MLBで最も多く先頭打者ホームランを打ったのは、通算81本のリッキー・ヘンダーソン氏。同氏は通算盗塁数の世界記録保持者で、3,055安打、297本塁打を放っており、「メジャー最高の1番打者」といわれる。

一方NPBでは、ヘンダーソン氏に盗塁世界記録を破られた元阪急ブレーブスの福本豊氏だ。同氏は通算盗塁と三塁打がNPB歴代トップ。2,543安打、208本塁打を記録しており、「NPB最高の1番打者」という評価がある。

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