『続・続・最後から二番目の恋』9話 “やらないこと”も素敵な選択 和平の決断に至った理由に反響

新たな一歩を踏み出すだけが決意じゃない。和平が選び取った選択肢が話題です。

2025/06/10 12:15


続•続•最後から二番目の恋
(画像は『続•続•最後から二番目の恋公式HP』より)/©️フジテレビ

9日放送のドラマ『続・続・最後から二番目の恋』(フジテレビ系)の第9話「一緒にわちゃわちゃ生きていく人がいれば、幸せ」。

鎌倉市長の後継者にと推されていた和平の結論は…。意外だけど心温まる和平の思いが今、注目を集めています(ネタバレを含みます)。



■出した答えは

現鎌倉市長から後継者にならないかと誘われていた和平(中井貴一)に、ついに答えを出す日がやってきました。声をかけられて以来、自分が鎌倉のためにできることやこの先の人生について考え続けてきた日々。この日を迎えるまで、和平はたくさん悩んできたのでした。そして、鎌倉市長には立候補しないことを決断します。

後日、市長は新たな候補者の写真を持ち、後継者についての意見を求めるため、和平の元にやって来ました。もう一期続投する可能性はないのかと尋ねると彼女は、記憶に自信がなくなってきたことでこれ以上重要な立場についていてはいけないと答えるのでした。


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■挑戦より大事なこと

大きな決断をした和平は、報告のために兄弟と千明を集めたこやきパーティーを開きました。市長に推薦されすでに断ったことを伝えると、みんなは驚いた様子。そして、この答えに辿り着くまでの思いを次のように語りました。

誘われてから返事をするまでの間、とても誇らしい気持ちで過ごせた。鎌倉や自分のことについてあらためて考え、家族や千明に囲まれた今の生活を守りたいと思った、と。


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■選択の自由について考えるきっかけに

放送後、視聴者からは気付きや賞賛のコメントが集まりました。「和平さんの重大な決断に至るまでの考えも素敵だった 変わること、変わらないことに優劣はなくて、同じ『選択』なんだなぁと感じた」「引き際を決断できる伊佐山市長、なんて強く柔らかい女性なんだろう」「和平の決断も、市長の決断も、みんな自分の道を生きてるって感じがしてかっこいいね」「新たな人生に挑戦する人達の門出と同じくらい、自分のやるべきことを考えて敢えて今のままを選んだり、引き際を決めたりできるのって、仕事でも恋や人間関係であっても自分の選択を以て生きてゆく人達を皆祝福したいよ その姿はこの世界に生きる誰かの胸を打つと改めて思ったから」。

何かを”はじめる”選択に決断の意味を感じてしまいがちですが、やらないことや辞めることも勇気ある選択の一つに変わりません。これからはますます、身近な幸せの維持を選ぶ素敵な大人が増えていくのかもしれませんね。

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(文/Sirabee 編集部・福野 エリカ

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