又吉直樹、芥川賞受賞時に批判した“ある人物”に「アホすぎひんか…」 相手は挨拶も無視
「こんな奴が世の中を斬ってんねや…みたいなね」と、当時の心境を吐露。
お笑いコンビ・ピースで小説家の又吉直樹さんが7日、自身のYouTubeチャンネルを更新。
10年前の出来事を振り返り、ある人物に「こんな奴が世の中を斬ってんねや…」と思ったと、当時の心境を吐露しました。
■「偉そうにものを言うとき」の注意点
同チャンネルでは「悩める30代に伝えておきたい事」と題して、自論を伝えている又吉さん。
「人に偉そうにものを言うときは、普段の3倍の集中力で言ったほうがいい」と切り出し、「偉そうに出来る相手に対して偉そうにしてるから気を抜いてる」と本来よりも言葉が弱くなったり、説得力がなくなったりしてしまうと説明し、自身が経験したことを回顧。
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■10年前、『火花』で芥川賞受賞
「名前は出さないほうがいいかな」と“あるコメンテーター”と名前は伏せ、2015年に『火花』で芥川賞を受賞したときを振り返った又吉さん。
このとき「芸人が芥川賞を受賞した」など各局で報じられましたが、その人は自身のブログで連日報じられていることに対して「芸人が小説を書いたということばかり取り上げられていて、感想を書いている人がいない」という言葉のほか、嫌味と捉えられる言葉もあったといいます。
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■「高等ギャグかも」と苦笑
これに又吉さんは「こんなしょうもないこと書かんと、小説を読んだ感想をまずお前が一人目で書けや」「なぜ感想は他者に任せて、自分は言っていい側に身を置いてんねん」「アホすぎひんかな…」と思ったことを告白。
その人の仕事について、知的でさまざまな視点でものを見ることができる人だと思っていたという又吉さんは「お前こそが何番煎じで乗っかって、その渦のなかにアホみたいな顔して巻き込まれてんねん」と思ったと明かしながらも、「そんな仕事をしている人が、初歩的な凡ミスをするとは思えないから、もしかしたら高等なギャグかも」と苦笑しました。
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■「こんな奴が世の中を…」
さらにその人物とはテレビ局で3回ほどすれ違ったことがあるそうですが、「記事を読んだあとでも『おはようございます』って言うんですけど、無視するんですよ」と告白し、、目を逸らす相手の真似をした又吉さん。
「こんな奴が世の中を斬ってんねや…みたいなね」と当時の心境を吐露し、4回目からは又吉さんも挨拶しないようにしたと明かしました。