高木豊氏、“素行悪すぎる”選手の金銭トレードに言及 「はっきり言っとくよ」
「素行が悪すぎる」「団体行動を取れ」と高木豊氏が語った選手。「何がいけなかったのか反省した上で貢献してほしい」と伝える。
元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が17日、公式YouTubeチャンネル『高木豊 Takagi Yutaka』を更新。金銭トレードで埼玉西武ライオンズから中日ドラゴンズに移籍した佐藤龍世について語った。
■ペナルティで3軍に
佐藤は18年にドラフト7位で西武に入団。21年に北海道日本ハムファイターズに移籍し、22年にトレードで再び古巣に戻ってきた。
昨季は93試合出場し、打率.244、7本塁打、34打点を記録。主力選手として期待されていた。しかし、今季は開幕前に寝坊によるペナルティで3軍に降格させられ、その後は2軍生活が続いていた。
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■「はっきり言っとくけど…」
20年には道交法違反で謹慎処分を受けており、素行の悪さが目立っていた佐藤。
高木氏は「西武は使う気ないもん。素行が悪すぎる。はっきり言っとくけど、西武の今の勢いだとかそういうところで水を刺してほしくないという。現状十分だというようなことで金銭トレードになったと思う」と推測する。
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■佐藤へ「しっかり反省した上で…」
佐藤に対しては「せっかくチャンスをもらったんだから。何がいけなかったのかってことをしっかり反省した上で中日で貢献してほしい。これはもうはっきり言っとくよ。やっぱ団体行動を取れって、しっかり。輪からはみ出るようだと、また外されるよ。もう2度とないよチャンス」と話す。
厳しい言葉を並べつつ、エールも送った高木氏。「佐藤が味付けだとかスパイスになればいいと思う。佐藤がいると1つのアイテムとして使える。使い勝手のいい選手だと思うよ」「嫌な選手取ったな、うちも取っときゃよかったなみたいな、そういう活躍をしてほしい」と伝えた。