ブロッコリースプラウトは「そのまま食べないで」 「こうする」とサッパリして夏バテにも
栄養が豊富に含まれていることで知られる「ブロッコリースプラウト」。野菜のプロが、さらに栄養がアップする食べ方を紹介し「目から鱗!」の声が。編集部でも試してみた。
“野菜のプロテイン開発しました”の肩書きで略して「野菜のプロ」として活動する青髪のテツ氏が3日、公式Xを更新。
ブロッコリースプラウトの栄養成分を増やせる食べ方について解説。さらに編集部おすすめの食べ方も紹介したい。
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■成分が「増える」
青髪のテツ氏は「ブロッコリースプラウトは…そのまま食べないでください!」と切り出す。
続けて、「細かく刻むことでスルフォラファンが増えます!!」とし、「スルフォラファンは、じつは最初からスプラウトの中にあるわけではありません。細胞が壊れることで初めて反応してスルフォラファンになるんです! 試してみて!!」と呼びかけている。
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■酵素と反応
「スプラウト」は新芽のことで、ブロッコリーの新芽である「ブロッコリースプラウト」には、有用な成分とされる「スルフォラファン」が豊富に含まれているとして話題となり、ブームにもなった。
スルフォラファンは「前駆体」という状態でスプラウトに含まれており、細胞が壊れるときに、シロミナーゼという酵素と反応することでスルフォラファンに変化するという。
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■納豆の“薬味”代わりにも
なお、シロミナーゼが熱に弱いこともあり、スプラウトは加熱せずに生のままで食べるのがオススメ。

編集部では、納豆の薬味代わりに、刻んだブロッコリースプラウト(今回はスーパースプラウト)を混ぜて食べてみた。お好みで、お酢を垂らして食べるとサッパリして夏バテにも良い。
ちなみに、普通の「スプラウト」と「スーパースプラウト」の違いは、スプラウトが培地に種をまいて発芽させて1週間程度育てるのに対し、スーパースプラウトは培地を使わず発芽させ、3日程度育てるという違いが。
スーパースプラウトのほうがスルフォラファンなどの成分が多く含まれているが、スプラウトのほうが苦みや辛味が少ないという特徴があるようだ。
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■「目から鱗」「そのまま食べてました」
青髪のテツ氏の呼びかけに、ユーザーからは「てことはやっぱりよく噛んで食べた方がスルフォラファンは増えますか?」と質問が寄せられ、青髪のテツ氏は「そうですね!」と回答。
他のユーザーからは「知らなくてそのまま食べてました」「目から鱗!」「刻んでいいんですね!」「微塵切りがいいのかな?」「次からは刻んで食べます!」「ひと手間かけるとさらに良いことがあるんですね!」といった声が寄せられた。