チャーシューは時代遅れ?山形名物「モツラーメン」が激ウマ
じつはラーメンの消費量が全国一と言われている山形県。
ご当地ラーメンでは冷たい醤油スープが特徴の「冷やしラーメン」や、県外にも出店している「龍上海」の「赤湯辛みそラーメン」などが有名だが、新庄市の「モツラーメン」を知っている人は少ないかもしれない。
モツラーメンにはチャーシューの代わりに醤油で煮た鶏のモツがトッピングされており、新庄市民には昔から親しまれている味だ。
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■有名店に突撃取材を敢行
取材班は新庄市内の有名店のひとつである「梅屋(うめや)」を訪れた。
鶏モツにちなんで「愛をとりもつラーメン」という看板も。民家のような入口が懐かしい雰囲気を醸し出している。
テーブル席、カウンター席のほか、座敷もある店内はいつも賑わっており、混雑時には並ばなければならないこともあるようだ。
メニューはモツラーメンのほか、ラーメン、チャーシューメン、ワカメラーメン、ざるそばスタイルでラーメンを楽しめる中華ざるも。
通常のラーメンに50円プラスでモツラーメンになるのだからじつにお得である。東京の読者には考えられないかもしれない。
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■ラーメン×鶏モツという未知の組み合わせ
こちらがモツラーメン(650円)。スープは、鶏ガラの醤油ベースにほんのりショウガが効いたさっぱりとした味わい。レバーやハツ、キンカンなど、さまざまな鶏モツが入っており、食感を楽しめる。
やや柔らかめの手もみ風ちぢれ麺。優しい口当たりで、食欲がない時でもスルリと食べられそうだ。
ラーメンのトッピングとしては珍しい鶏モツだが、一度食べてみるとその相性のよさにハマること間違いなし。現在では都心部でも食べられるようになってきているので、気になる人はぜひ一度味わってみてほしい。
【梅屋】
住所 山形県新庄市千門町3‐16
営業時間 11時~14時45分、17時30分~19時45分(火曜定休)
(取材・文/しらべぇ編集部・サ乙)