旧商品とここまで違いが!?「日清焼そばU.F.O.」がリニューアル
インスタント焼きそばといえば、近ごろ話題となるのは良くも悪くも「ペヤング」という印象。
しかし、忘れてはならないのが「日清焼そばU.F.O.」。40周年を迎えたが、3月21日にシリーズ4品をリニューアル! 味の変化が気になるU.F.O.ファンもいることだろう。
公式サイトを見ると、このように書かれている。
「日清焼そばU.F.O.」の代名詞である濃厚な香りと豚のうまみが堪能できるソースを、焼そばソースの極限と位置付け「やみつき濃厚エクストリームソース!」と命名しました。パッケージにもロゴを大きくあしらい、この唯一無二の濃厚ソースの魅力を力強くアピールしています。
この文面からは、味に手を加えたかどうかは明らかではない。どれほどまでの変化が加わったのかを確かめるべく、しらべぇ取材班は新旧U.F.O.を食べ比べてみた。
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■まずは新旧パッケージを比較
左側が旧商品、右側が新商品だ。リニューアルして、パッケージからもその違いが明らか。
またパッケージは、ごろ合わせで「U.F.O.」を「U.4.0.」としたバージョンも。
続いて、気になる裏側の表記を見てみよう。
成分に違いはあるだろうか?
比較してみると食塩相当量などは同じだが、新商品はたん白質と炭水化物が増えて、脂質、ビタミンB2、カルシウムが減っていた。
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■ふりかけがフタの上に!
周りのビニールを剥がしたところで、ここでも違いが。リニューアル後は、ふりかけがフタの上に貼ってあるのだ。
ホームページを見ると、「お客さまからのご要望に応え、ふりかけの小袋を湯切りぶたの上に貼り付けることで、調理時の簡便性がアップしました」とのこと。
以前の商品ではカップの中に小袋が入っていたため、きっと取り出し忘れた人がいたのだろう。
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■新旧完成! 麺の色が…
そして、フタを開けてお湯を入れてみよう。
湯切り後にソースを絡めて…
新旧の完成がこちらだ!
「麺の色が変わった?」と気づいた人もいるだろうか。光の当たり具合でそう見えたとも考えられたが、パッケージでも色が変わっているのがわかるだろう。ややリニューアル後の商品のほうが、麺の色が濃いのである。
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■甘みと辛みが強くなった!?
そして肝心の味を食べ比べたところ、リニューアルして酸味が弱くなったと感じた。そのぶん、甘みや辛みの味が増して深い味わいに。麺がソースに絡みやすくなるように手を加えたのだろうか。
また、キャベツや肉の歯ごたえは、相変わらずしっかりしている。インスタント焼きそばの中には「肉?」と探したくなる商品もあるが、「U.F.O.」は消費者を裏切らない。
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■まだ間に合う食べ比べ!
リニューアル商品の発売は3月21日。発売してから日が過ぎているのにもかかわらず、あちこちのスーパーでリニューアル前の商品を見かけた。
イオンでは売り切りを目指してか、リニューアル前の商品をセールにしていたくらい(4月2日時点)。また、リニューアル前商品を普通に売っているスーパーや、新旧が混在しているところもあった。
つまり、今からでも新旧食べ比べができる可能性は高い。みなさんもぜひ試して、違いを感じてみてほしい!
(取材・文/しらべぇ編集部・県田勢)